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史上最大の株式市場操作事件


2011年12月10日付け、新京報

株価操作事件

証券監視委員会は昨日数件事件を公表し、その中で驚いたのは、メディアを利用して株の購入を煽る事件で、552社の株、計572億元の売買代金を操作し、違法に4.26億元の利益を手にした。証監会の関連部門責任者によると、この事件はこれまで影響範囲が最も広く、金額が最も大きく、関与人数が最も多い事件である。

■テレビを利用し、被害者多数

証監会の公表では、2007年4月から2009年10月の間、容疑者たちは70名の実在人物の名前を使い、44の証券会社で112個の資金口座を開設し、148個の証券口座で20億元の資金を動かして特定の株を事前に購入する。

同時に、彼らは広東中恒信伝媒投資公司を通じて、株ディーラー10社と株投資コンサル会社8社の計30名のアナリストを招いて、オススメ株を紹介する番組を収録した。当該容疑者たちは、4483万元を使ってテレビ局9社の証券ニュースの枠を購入し、これらの番組を放送した。番組を放送したその日または次の日に、事前に購入した株を売りに出し、利益を手にした。

証監会関係責任者によると、こういう市場操作は典型的な「煽り」であり、過去にあった1銘柄の株だけを操作する手法より、ずっと影響力が大きい。特に、複数のテレビ局で株ニュースを放送することで、その影響力を更に大きくし、被害者も多数出た。

いま、「中恒信」案件に対して刑事捜査を進めている。証監会関係者は、この事件で明らかになった問題がきっかけに、証監会は証券アナリストに対する監視強化の通達を出し、更に放送テレビ総局に対して、2010年7月に「テレビにおける証券番組の管理方法について」を通達し、テレビで放送される証券番組に対する規定を強化した。

■容疑者グループの首謀者に有罪判決

証監会は更に5件の違法事件を公表し、その中で、「株の神様」や「個人投資家のカリスマ教師」を自称する殷氏の案件が含まれる。

武漢信和世紀投資コンサル会社の殷氏らは、違法に証券投資コンサルを行ったことで、湖北省通城県人民法院から有罪判決を受けた。調べによると、殷氏らは2008年より10人あまりでチームを組織し、上海、南昌、武漢、深圳などに16の講習教室を設置し、受講者を集めた。殷氏はブログサイトで自身のブログを開設し、オススメ株を紹介することで、約1000名の会員を集めた。

この案件は2010年10月に、湖北証監局より公安部門に移管され、「株教室」の活動期間は2008年8月から始められ、2011年1月で終わることになった。

殷氏らとそのコンサル会社は証券投資コンサルの資格を有しておらず、そのため違法経営で起訴され、当該コンサル会社代表の劉氏を含め、関係者5人が3年から1年6ヶ月の有罪判決を受けた。

 

ソース:http://finance.sina.com.cn/stock/t/20111210/023010969705.shtml

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