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マンション値下げで「棚ぼた」


2011年12月22日付け、金羊網(新快報)

439分譲マンションが値下げすれば、既存の購入者は最高4000元/平米の差額返還を受け取れる。これは最近中国広東省の珠海で本当にあったことである。

記者の取材によると、珠海のとある分譲マンションでは、2000~4000元/平米の値引き販売を開始した。値引き販売の前にマンションを購入した200数名の既存購入者に対して、値引きの差額を返還することにした。購入者によっては、100万元もの返還をもらえるひともいて、まさに「棚からぼた餅」である。

■値引き前に既存購入者に差額返還

12月20日より、珠海五洲房産開発有限公司(以下、「五洲房産」とする)は「五洲花城」の既存購入者に差額返還を実施し、返還基準は2000元~4000元/平米でまちまちである。その中で14名の既存購入者は築面積4000元/平米の基準で返還金を受け取り、288平米の物件を購入したひとは、これで100万元あまりを手にした。

五洲房産の営業責任者の話によると、既存購入者に差額を返還するのは、もうすぐ値引き販売を始めるからだという。値引き販売に伴い、既存購入者が購入した時との差額を返還し、返還金は総額で7000万元を超えるという。

「五洲花城」の2期販売は今年8月6日から始まった。販売物件の専用面積はだいたい135~288平米で、これまでに、11棟、13棟、14棟、17棟の計4棟、合計200物件以上を販売した。販売価格は平均16000元~20000元/平米で、これから内装付きで14000元~16000元/平米で販売する。

■返還金は意外だった

昨日午後、既に一部の購入者は返還金に関する問い合わせに来たり、返還金受け取りの手続きをしている購入者もいた。全員”返還金がもらえるのは意外だった”と口を揃える。

張さんは「五洲花城」2期販売事務所に来て、返還金に関する相談をした。張さんは13棟の物件を購入したが、13棟の返還金基準は3000元/平米であるので、この物件で張さんは40万元近くの返還金を手にした。”これが本当の棚からぼた餅だわ!”と張さんは喜びを隠さない。

張さんはこう語った。8月の販売開始ですぐ購入した。当時は値段交渉後、単位面積あたりの価格はだいたい20000元/平米だった。実際、8月販売開始時の価格は高めだった。その後、国の引き締め政策が段々厳しくなる一方で、更に珠海市が住宅購入制限措置を実施したため、マンション価格は下がる一方になった。失敗したと思いつつ、報道されているような購入者が販売店にクレームをつけ、騒ぎたてるのもあまりだと思っていた。これは市場の動向で仕方がない。でも、今朝新聞を見た時、正直信じられなかった。あとで確認したところ、やっとそれが本当だと分かった。

マンション販売の責任者によると、1日目で既に20名近くの購入者が販売センターに来て、返還金受け取りの手続きをした。返還金は2013年の入居後に支払われる予定とのこと。

■このやり方は長続きしない

ある業界関係者は、ディベロパーがこのような販促手法を実行したのは仕方のないこととの見解を示した。

しかし、国が不動産産業に対する引き締め政策が続く限り、マンション価格は更に下がり続けるだろう。ディベロッパーがこのようなやり方をすると、2つの難局に直面することになるだろう。ひとつは、購入者が増えるに連れて、更に多くの返還金が発生するだろう。返還金を辞めると、道徳倫理が問われ、その時の返還金はただ物件を買わせるための騙しであると言われかねない。

これからも差額返還を実施するのか?同マンション販売責任者はこう答えた。”これから販売される内装付き物件は更に値下げすることはない。値下げ後の価格はもう底値に近いから。”

 

ソース:http://news.sina.com.cn/s/2011-12-22/021123672324.shtml

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