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ネットから個人情報が入手できる?


2012年1月3日付け、新京報

身分証検索サイト

最近、読者からの通報によると、多くのサイトで5元(60円)を払えば他人の身分証を検索することができるという。身分証番号があれば、発行地域(日本の本籍にあたる)が分かるだけでなく、写真なども確認することができる。

■情報は政府系システムから入手

昨日、記者は「絶牛網」というサイトに登録した。

トップページでは、身分証番号があれば、システムは無料で自動検索する、と書いてあった。記者は複数の身分証番号を入力すると、誕生日、性別、発行機関などの情報が表示され、それらの情報は全て合っていた。

当該サイトは、身分証を照合するなら、身分証番号と名前を入力し、手数料として5元を支払えば、システムは当該身分証の照合結果を表示すると説明している。手数料はショートメールか支付宝を通して支払うことができる。

その後、記者は手数料を支払うため、指定の内容を指定のIDに送信したが、該当する番号がないとのエラーメッセージが返って来た。

しかし、ネットユーザの中には、かつて支払いに成功し、身分証の写真を入手したことがあるひとがいる。

当該サイトのスタッフによると、ショートメールを使った支払システムはいつも不安定だからという。ただ、サイトが提供する情報は全て本物で、「全国公民身分情報システム」から取得した情報である。

■弁護士はプライバシー侵害を指摘

記者はネットでこのようなサイトを複数見付かっており、全てが身分証検索サービスと称し、手数料もだいたい同じ金額である。

調べたところによると、かつて公安部は2001年に全国公民身分証番号検索サービスセンターを設立し、「全国公民身分情報システム」の開発、管理及び運用を担当し、政府機関や社会各界に身分情報の問い合わせや、人口統計データなどのサービスを提供していた。

昨日、記者は110番で警察に通報したところ、警察は公安部が運営するサイトを通じて、個人が身分証情報を検索することはできなくなっているので、いまある身分証検索サイトは全て偽物であると説明した。

北京市易行弁護士事務所の弁護士鄭氏は、サイトは公安部の許可なしにこれらのサービスを提供することは、プライバシー侵害にあたる恐れがあると指摘する。サイトは手数料を取って、もし本当の情報を提供したならば、プライバシーの侵害にあたり、もし嘘の情報を提供したならば、詐欺罪にあたるという。

さらに悪いことに、これらの情報はほかの犯罪行為を幇助することにつながる可能性があり、犯罪者が名前や写真を悪用し、身分証を偽造することが可能になると、鄭氏は警鐘を鳴らす。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-01-03/023323738973.shtml

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