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機内でネットがいよいよ!


2012年1月5日付け 新京報

空中ブロードバンド

先月発表された「空中ブロードバンド通信システム」は、早ければ年内にも実用化される見込みのようだ。これで、中国はいよいよ機内でインターネットが利用できる時代を迎えることになる。

この通信システムは、中国民用航空飛行学院(CAFUC)、航空無線為邦技術有限公司、華為技術有限公司によって共同開発された。中国国内航空会社数社は4日、航空機システムに当該システムの導入に取り組んでいることを明らかにした。実現すれば、地上と同じ感覚で、機内でネットサーフィンが楽しめることになる。

■航空機の改造コスト、一機につき約100万元(1200万円)

海南航空、国際航空等、中国国内では多くの航空会社がすでに当該システムの実験段階に入っている。実用化に至るまでに、民航総局による厳格な審査およびテスト飛行を経て、飛行の安全性が確保できれば全国展開することになる。

「1機にかかる改造コストは、およそ100万元以内」との説に対し、ある国内航空会社の担当者は、改造以外にも、一連の技術テストの後、コンテンツやサービスを立ち上げ、料金プランを決める必要があるとしている。現段階では、航空会社は中国移動通信、中国聯通などの通信キャリアとの協力体制を模索中である。

華為技術によると、同社の空中ブロードバンド通信システムはマクロセルネットワーク方式を採用している。飛行航路に沿って地上基地局を設置し、空港及び航空ルートを無線エリアとし、異なる空域を飛行する航空機に対し、平均30M bps以上の無線ブロードバンドを提供できるとしている。これは安全飛行、フライトの運行、旅客サービス、飛行監視システムおよび飛行訓練にも利用可能となる。

30Mbpsはあくまでも理論上の数値で、実用化後の数値は実験結果によるが、通信速度はアメリカで現在使用中の10Mbpsを大きく超えることになる。

■課金システムは未確定

航空機用のインターネットサービスは、先進国ではすでに実用化され、普及している。アメリカでは3分の1の主要路線において、すでに類似のサービスを提供している。

華為技術によると、更に同通信システムを利用することにより、旅客向けの娯楽系サービスや、移動通信、高速インターネット等、高付加価値なブロードバンドサービスを提供できるようになり、地上と隔離されることなく空の旅が楽しめるようになる。これについて航空会社側は、システムが実用化されれば、地上と同様に通信が可能になるが、具体的な接続方式は未定であるとしている。

衛星通信のような高価な設備に比べると、当該設備は価格上の競争力があり、帯域単位あたりのコストはかなり削減される。しかし、現時点では実験段階のため、課金基準や課金モデルは未定である。

昨年12月、海南航空は一連のシステムのテスト飛行に成功している。昨年10月中旬、同社は四川省において、半日に及ぶ国内初の航空機用インターネット体験を試行した。実験項目はネットチャット、テレビ電話、オンライン映画、IP電話、ネット検索等、日常のネットサービス全般で、いずれも実験結果は良好だ。

ソース:http://news.163.com/12/0105/05/7MVVHCCR0001124J.html

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