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住宅ローン利上げ


2012年1月4日付け、大河網

住宅ローン利上げ

「房奴」(注:住宅ローンに苦しむ人のこと)の皆さんは注意してください。今月から住宅ローンの引き落とし先の口座に多めにお金を入れたほうがいい。

中央銀行が2011年に3回利上げをしたことを受けて、今年元旦より、各銀行も融資金利の引き上げを始めている。これは、住宅ローンの返済額が今月から増えることを意味する。

最近、5年ローンの金利は既に昨年年初の6.40%から7.05%に上昇し、利上げ率は10%近くになる。30万元(360万円)を20年ローンで返済する場合で計算すると、元旦より月額のローン返済額は115.82元(1400円)増えることになる。

記者の取材で分かったことだが、一部の2009年以前に住宅ローンを組んだベテラン「房奴」たちは、当時の金利3割引の特典の恩恵を受け、金利が上がっても金利は5%にならない。彼らにとって、繰り上げ返済は得策ではない。

■住宅ローン返済額は毎月数百元増える

1月2日、鄭州市の劉さんが銀行からショートメールを受信した。”敬愛なるお客様、あなたの住宅ローンの支払額は、2012年1月1日より金利が7.05%となるため、1月20日にあなたが支払うべき返済額は2359元(約28000円)となります。今後の毎月の返済額は元金分1350元に毎月の利息が加算されます。支払日までに支払いに足りる金額を入金し、あなたの信用情報に傷を付かないようにご注意ください。”

2011年、中央銀行は3回に渡り市場金利を引き上げた。引き上げた時期はそれぞれ、2月8日、4月5日及び7月6日。住宅ローンの契約時期が異なるため、月々の返済額も異なる。

5年ローン以上の住宅ローンは、契約日時が2011年2月9日より前なら、基準金利は6.40%で、2012年は7.05%に引き上げられるので、0.65ポイントの上昇となる。2011年2月9日から4月5日までに契約された住宅ローンだと、金利上昇は0.45ポイントとなり、2011年4月6日から7月6日までの契約は、基準金利より0.25ポイント上昇し、2011年7月7日以降に契約したひとは、返済額に変更はない。

30万元(360万円)を20年ローンで借りた場合を例に取ると、元金均等返済方式で計算すると、調整前は毎月の返済額は2219.09元(27000円)であるのに対して、調整後は毎月の返済額は2334.91元(約28500円)となり、115.82元(約1500円)増えることになる。

記者の取材で分かったことだが、いま、多くの銀行は住宅ローンを借りている顧客に対してショートメールを送信し、顧客に返済額の変更を知らせている。ショートメールを受信していない「房奴」たちは、残金不足で個人信用情報に影響が出ないように、早めに銀行に自分の返済額を確認したほうがいいと、銀行関係者は注意喚起している。

■基準金利によっては繰り上げ返済しないほうがお得?

今年元旦より続々と金利引き上げが行われている中、一部の「房奴」は繰り上げ返済して、金利負担を減らそうとしているようだ。しかし、多くの銀行を取材した結果、住宅ローン金利が上がる中、昔から住宅ローンを利用している顧客は意外と冷静である。いまのところ、繰り上げ返済が急劇に増えたという現象は起きてない。

あるファイナンシャルプランナーによるシミュレーションでは、繰り上げ返済は一定金額の違約金を請求されることがあるので、必ずしもお得とは限らないという。このほか、元金均等返済方式と利息均等返済方式を採用したひとは、返済期間が経過するに連れて、残りの元金が減り、返済利息も少なくなっているので、繰り上げ返済は大して金利負担の軽減にならない。

2009年以前に住宅ローンを組んだひとの多くは、基準金利3割引の特典を受けているので、いまの5年ローン金利7.05%で計算すると、特典を受けた場合の金利は4.935%で、いまの5年定期預金の利息が5.5%よりも低い。

よって、これらの人たちは、もし返済するお金を銀行に貯金しているのであれば、預金利息が住宅ローン利息より高いので、慌てて繰り上げ返済する必要はない。

ただ、住宅ローンの金利で特典を受けてないひとは、もし手元資金に余裕があり、しかもほかに投資先がないであれば、繰り上げ返済を考えてもいいと、金融専門家はアドバイスする。

このほか、住宅金融公庫を利用できるひとは、銀行からの借入より住宅金融公庫を利用したほうが、金利負担が少ない。

いま、5年ローン以上の住宅金融公庫借入の金利は4.9%で、銀行の5年ローンの金利7.05%より低いだけでなく、銀行の定期預金の利息率の5.5%よりも低い。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-01-04/034323742098.shtml

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