“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

クレジットカードでの現金チャージは廃止に


2012年1月10日付け、華龍網

支付宝

1月9日、中国で初めてノンバンクで決済業務免許を取得した企業のひとつである「支付宝」は、2012年2月8日より、クレジットカードを使って支付宝の支払口座に現金をチャージすることができなくなると発表した。これは、クレジットカードを利用するユーザが、支付宝を使った決済ができなくなることを意味する。

なぜ、支付宝はクレジットカードによる現金チャージを禁止にしたのか?本日午後、華龍網は記者に対して、業界全体はこの決定に賛成しており、クレジットカードを使った支払いを抑止することは、理性的な消費を醸成することにつながるとコメントした。

■クレジットカード利用者には不便

支付宝の今回の発表は、主にクレジットカード利用者が支付宝口座に現金チャージするサービスが対象となっている。最も大きな変更は、2月8日以降、クレジットカード利用者が仮払いの形で支付宝口座に現金チャージできなくなることにある。

実際、クレジットカードを使って支付宝口座に現金チャージする利用者は少なくない。今回のクレジットカードの利用禁止は、一部のネットショッピングの達人たちにとって不便と感じているようだ。

高さんはいつも支付宝口座から水道料金や電気代を支払っている。月末に現金が少ない時は、支払いのため、よくクレジットカードを使って支付宝口座にチャージするという。”毎月の仮払いはだいたい1000元(約12000円)程度で、これができなくなると、ちょっと不便だわ。”

羅さんも同様に、2007年にある銀行でクレジットカードを作って、このカードは主にネットショッピングと料金支払いなどで使っている。羅さんいわく、銀行口座から直接支払うと、急にお金がいる時に不便だという。銀行から借りる場合、1日の利息は0.05%になるが、支払宝を使うと利息が付かないから便利だという。

彼女によると、支付宝口座で支払う際、まずクレジットカードを使って支付宝口座に現金チャージし、あとで銀行口座に現金を振り込む。支付宝に手数料を払う必要がないから、結果的に彼女は利息を払うことなく、仮払いをできることになる。

■業界反応:影響は大きくない

中央銀行が3回目のノンバンク決済業務免許を交付した後に、支払宝はクレジットカードの利用を停止したことは、ネットショッピングにおける決済市場の規律強化に一役を担っている。

この措置に対して、業界関係者はあまりネットショッピングの利用に影響がなく、逆に、理性的な消費を促すためのうまいやり方だと見ている。

重慶ネット商取引協会会長の胡剛氏は記者の取材に対して、長い目で見た場合、今回の措置はいいことがあっても悪いことはないとの見解を示している。”仮払いの方法はいろいろあるが、クレジットカードの利用を停止したことは、少なくともそのひとつの方法がなくなる。”

重慶市社会科学院財政金融研究所所長のトウ氏は、支付宝が現金チャージにおけるクレジットカードの利用を禁止したことは、ネットショップの売上に影響を与えることはなく、逆に理性的な消費が増える効果が期待できると述べた。

”買うべきものは、いずれ買うのだから、影響はない。”トウ氏は、支付宝を使って仮払いをするやり方は、クレジットカード本来の目的に反するものであり、いずれなくなる運命にあるとの考え方を示した。

 

ソース:http://cq.cqnews.net/html/2012-01/10/content_11919092.htm

チャイナなう編集室