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iPhone4S騒動記


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写真1:アップルショップの警備員が行列者に殴られる

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写真2:西単アップルショップの近くで、ダフ屋がお金を数えている

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写真3:三里屯店が販売中止を伝えると、行列者から卵が投げられる

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写真4:警察が三里屯店の行列を解散させている

ファンが注目するiPhone4Sは、本来昨日午前7時から販売開始の予定だったが、2箇所のアップルショップで異なる対応となった。西単店は30分早めて販売を開始し、三里屯店は販売の中止を決めた。徹夜で並んでいる人たちの中に、多くのダフ屋が含まれているので、この対応の違いがダフ屋たちを一喜一憂させた。西単店に並んだダフ屋は順調にiPhone4Sを手に入れ、その場でプレミアを付けて転売することができた。三里屯店に並んだダフ屋はiPhone4Sを手に入らないだけでなく、列び屋に手数料を払わなければならない。

昨日、アップルはiPhone4Sの中国のアップルショップでの販売は完売したと発表した。三里屯店では、あまりに多くの人が集まったため、お客様とスタッフの安全を考慮し、残念ながら営業を継続することができなかった。iPhone4Sはしばらく北京と上海のアップルショップでの販売はないとした。

■西単店:繰り上げ販売、ダフ屋が高値で転売

昨日6時30分頃、西単のアップルショップは予定時間より30分繰り上げてiPhone4Sの販売を開始した。多くのダフ屋は購入資金を列び屋に渡すため、急いで銀行口座に資金を振り込み、列び屋にキャッシュカードで支払いをさせた。6時40分、続々とiPhone4Sを手に入れた人たちは、警備員の指示に従って店を出た。

何名かのダフ屋は出口で待ち構えていて、仲間の列び屋がiPhone4Sを手に出て来ると、すぐさまiPhoneを回収し、手帳に何やら書き込んでいる。しばらくして、リュックを背負ったダフ屋は、雇った10数名の農民工を集め、近くの路地裏でひとり200元(約2400円)を手渡し、担保で預かっている彼らの身分証を彼らに返した。中には、大胆にも警察の目の前でiPhoneを回収し、お金を支払うダフ屋もいた。

1時間後、あるダフ屋は103台のiPhone4Sを手にしていた。その後、彼は人を集めて、その場で転売を始めた。原価が4988元(約6万円)の16GのiPhone4Sは、500元または1000元を上乗せされ、買えなかったiPhoneファンに売られた。

”1台5500元。いるの?いらないの?先は1台5700元だったよ。領収書あるよ。”ひとりのダフ屋はカバンの中から数台のiPhone4Sを見せながら、通行人に売り歩いていた。間もなく、2人組の若い女性が1台5500元で彼から2台を購入した。ダフ屋によると、最初は1台6000元(約7万円)でも売れた。売りに出されるiPhone4Sが増えるに連れ、値段が下がった。”でも、5500元は底値だから。”

■三里屯店:販売を停止し、卵投げられる

西単店と違うのは、昨日7時を過ぎても、三里屯店は依然扉を堅く閉まっていた。その後、警備員は拡声器で、しばらくiPhone4Sの販売を見合わせることが伝えられた。しかし、行列に並んだ千人を超える人たちはすぐに解散しなかった。ダフ屋も雇った列び屋を引き続き並ばせた。

なかなか扉が開く気配がないので、行列に並んでいる人たちの中からショップ外側のガラスに卵が投げ付けられた。警備員はすぐに制止に入ったが、逆に多くの人に殴られ、店東側の階段まで追いかけられた。警備員が走りながら”私は業務を実行しているだけだ!”と叫んでいたと、目撃者は語る。その後、警察は双方を連れて行った。

午前9時頃、100名近くの警察と警備員が三里屯店の周りにロープを張り、まだ残っている行列者を退去させた。アップルショップの前にも「行列は終了しました」の看板が揚げられ、目撃者によると、看板を見て、多くの列び屋は行列から離れ始めた。それでも100名近くの人たちは店から離れず、ロープの外から様子を見ていた。

”一晩並んだのに、無駄だった。”行列に並んだ20数名の農民工たちはこうこぼした。結局、彼らは依頼主であるダフ屋と交渉した結果、ひと100元の報酬をもらった。

午前10時、警察は行列を現場から排除し、数日はここでiPhone4Sを販売しないと宣言した。

■番外編:ほかの代理店はまだ在庫あり

アップルショップの前に大勢の人たちが行列を作ったが、一部のネット販売サイトや国美(中国家電量販店大手)などの代理店は、現状まだ充分に在庫があり、iPhone4Sを問題なく購入できるとしている。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/s/2012-01-14/023823797661.shtml

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