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それでも「香港で勉強させたい!」親心


2012年1月15日付け 中国新聞網

2012.1.17香港学校

香港「大公報」によると、出産のため香港へ行く大陸の妊婦数の急上昇により、越境児童数が急増している。このため、香港北部の学校はまさに「飽和」状態だ。香港では昨日、2012年度の小学1年生の学校別受け入れ人数割り当てが始まった。香港教育部は越境児童の保護者に通知を出し、「大輔」「元朗」「天水囲」等の地域への通学を勧めていることが分かった。

新小学1年生は、14日、15日両日中に入学願書を提出しなければならない。中国深圳(シンセン)市に住む新小学生にとって、一番近いのが香港北区の学校だ。上水地区の申し込みセンターでは、昨日朝9時には、「わが子のために、希望校に願書を提出しようと」保護者が早くも列を作っていた。多いのは大陸からの保護者たちだ。

深圳市の布吉地区に住む呉さんは、夫婦とも香港住民ではないため、2万元(約30万円)をかけて香港で娘を出産し、住民票を取得、香港幼稚園への入園を希望していると語った。「香港は福祉と教育の質が良い。できれば大学まで香港で教育を受けさせたい。」という。しかし、定員オーバーで北区の小学校に入れないことが心配される。「大輔」等の地区は通うには遠すぎるため、北区以外は考えられない。深圳市福田に住む黄さんは子供が香港で生まれ、香港住民の資格を取得したため、無料で子供に教育を受けさせる権利がある。

一方、同じく新小学1年生の子供を持つ香港市民の鄭さんは越境児童数の増加によって、地元児童の入学チャンスが奪われるのではないかと懸念する。特に北区では、地元の児童が別の地区に通学せざるをえない可能性が出てきた。このため、この制度の改善を希望している。例えば地元の児童を優先的に受け入れる、あるいは、受け入れ時に地元の児童にプラスαの点数をつける等の方策だ。

香港北区議会会長によると、香港で出産する大陸住民の数が増えるにつれ、越境児童の増加は必至だ。現在、北区では3000人の待機児童がおり、中でも幼稚園と小学校の状況が厳しい。これについては議会で議論する。教育局が上水の清河邨で新しい学校の建設を計画中だが、開校まで最低でも18カ月かかるという。

上水恵洲公立学校の校長によると、全校児童1000名のうち、約2割は越境児童である。学校側は9月、増加児童数に合わせて小学1年に1~6クラス増やす予定だが、教室のスペースの関係で、現在の特別室を改造することになる。また、北区では教育局の要請により、各クラスの人数は現在の26人から27人になる見込みだという。

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-01-15/085723803410.shtml

 

 

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