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汚染物質データ(PM2.5)公表へ


2012年1月21日付け 京華時報

微粒子汚染物質

北京市環境保護観測センターは公式ミニブログ「北京環境モニタリング」を通じて、21日より「PM2.5(直径2.5μm以下の微小粒子状物質)*1」の1時間あたり濃度の試行的観測データをリアルタイムで公表することを明らかにした。市民は同センターの公式サイトでデータを閲覧することができる。

現在、北京市では完全にシステム化された「PM2.5」 の定期的な観測は実施していないが、市環境保護観測センターは2006年から、総合観測実験室を利用して「PM2.5」の試行的観測を実施してきた。

1月5日、北京市環境保護局は以下のような同市のPM2.5に関する「三段階」の 観測スケジュールを発表した。

①春節までに、総合観測実験室によるPM2.5 の研究性データを市民に公表

②12日から、同環境保護観測センターが公式サイトを通じて、各観測地点の二酸化硫黄(SO2)、二酸化窒素(NO2)、微小粉塵(PM10)*2の3項目について、1時間あたりの濃度をリアルタイムに公表

③21日から、更にPM2.5 の試行的観測データもリアルタイムに公表

また、今回公表された試行的観測データは、総合観測実験室の所在地(北京海淀区車公庄14号)のPM2.5濃度レベルを観測したものである。環境保護局の担当者は、今回のデータについて、あくまでも参考データとして市民に公表するものであるとしたうえで、同地点のPM2.5の数値変化を表しているが、北京市全域の汚染状況を全て反映したものではないと付け加えた。

*1【PM2. 5】直径が2.5μm以下の超微粒子。微小粒子状物質という呼び方もある。大気汚染の原因物質とされている浮遊粒子状物質(SPM)は、「大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が 10μm以下のものをいう」と環境基準に定められているが、PM2.5はそれよりもはるかに小さい粒子。PM2.5はぜんそくや気管支炎を引き起こす。それは大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。代表的な微小粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、大部分が粒径0.1~0.3μmの範囲内にあり、発ガン性や気管支ぜんそく、花粉症などの健康影響との関連が懸念されている。

*2【PM10】大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒径が10μm 以下のもの。粉塵、浮遊粉塵、大気粉塵などとも呼ばれるが、個体粒子とは限らず、ミスト状(液滴)のものもある。SO2やNO2と合わせてぜんそくの原因とされている。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/green/news/roll/2012-01-21/015423832917.shtml

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