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自動車と燃料に新環境保護基準


2012年1月26日付け、新京報

自動車基準

昨日、北京市環境保護局に取材した結果、検討中の自動車に関わる国内V標準は今年下半期に施行される予定で、現在ガソリンに関する基準とガソリン車に関する基準を策定中であることが分かった。自動車の国V標準が施行されると、北京市の自動車から排出されるNOX(窒素酸化物)の総量が10%軽減する見込みである。

■新基準は年末施行が濃厚

北京市環境保護局副局長の杜少中氏と大気処処長の李昆生氏へのインタビューで、計画によれば、今年中に燃料の国V基準を施行することが分かった。杜少中氏は、いまはガソリンの品質基準を策定しているところで、その次に自動車に関する基準を策定する予定となっていると説明した。自動車に関する基準は、メーカーの管理部門と生産に向けて協議しているところで、この二大基準の策定に約半年がかかり、つまり今年下半期に初めて導入することになる。

”実際は、今年の第3四半期の導入も困難な見通しで、恐らく第4四半期に導入するのが、最も有力である。”と杜少中氏が述べた。

いま、北京市環境保護局は幾つかの研究機関と国V自動車排気ガス基準と燃料基準の試験を実施している。この試験に参加している中国自動車技術研究センターの上級エンジニアである方茂東氏の紹介によると、彼らが生産したガソリンは全て燃料基準に適合試験にパスしており、それらのガソリンは、国Ⅲ基準の自動車、国Ⅳ基準の自動車で問題なく使用でき、国V基準のガソリンを使用した車両、短距離走行で国Ⅳ基準ガソリンを使用した場合でも、検証試験では問題ないことが確認されたという。

方茂東氏によると、国V標準のガソリンは硫化物の含有率が低く、硫化物の含有量は10PPM以下であり、そのほかの指標はさらに厳しく、基準は全体的に先進国が採用している欧州5指標とほぼ同じである。このため、新しい指標は、石油化学製品メーカーに設備投資と品質管理に大きな負担をかけることになるが、”でも、石油化学製品メーカーは既に国V基準に向けて準備をしている。”と方氏が述べた。

以前、北京は全国に先駆けて自動車の国Ⅲ基準、国Ⅳ基準を導入した経緯があり、計画によれば、今年中に、北京市全てのガソリンスタンドで販売されるガソリンは国V基準のガソリンとなる予定で、販売される新車も全て国V基準をクリアした自動車になる予定である。

■新基準燃料は排気ガス汚染を10%軽減する

確かに言えるのは、国V基準が施行されれば、北京市の自動車排気ガス量は減少し、大気環境が明らかに改善される。

北京市環境保護局大気処処長の李昆生氏によると、自動車排気ガスの主な成分は窒素酸化物であり、窒素酸化物による大気汚染の半分は自動車に起因しているという。

窒素酸化物は化学スモッグの原因である大気浮遊微粒子(PM2.5)と密接に関係しており、それ自体は汚染物質であり、それが大気中でほかの物質と化学反応を起こして二次汚染となり、有毒有害な浮遊微粒子は人体に影響があるだけでなく、大気の可視度を低下させる。

李昆生氏によると、国V基準を適合した軽自動車は、国Ⅳ基準の自動車より25%も排気ガスに含まれる窒素酸化物が削減されるという。国V基準ガソリンが販売されると、北京全体のガソリン車から排出される窒素酸化物の量は約10%削減される。

昨年より実施されている旧型車の買替え政策について、李昆生氏は、この政策は引き続き継続されるべきで、今年年末までに15万台の旧型車の廃止を実現したいという。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-01-26/021923844263.shtml

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