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出産で香港に殺到する訳・・


2012年2月5日付  金羊網(新速報)

2012.2.5香港出産

香港の新聞「文滙報」の報道によると、香港政府は来年より、公立病院での大陸居住者の出産受け入れを人数制限制にするうえ、有料化する方針であることがわかった。

■年末まで空きがない病院も

香港特別行政区食物衛生局局長の周一岳氏が3日、テレビ番組の中で明らかにしたところによると、今年、大陸居住者が香港での出産を予約している件数は3.5万件で、救急外来で出産する人数は2000人から3000人にのぼる見込みであるという。大陸居住者の救急外来は病院の作業量とコストの面で大きな負担になり、その医療システムに多大な影響を与える。このため、政府は病院管理局とともに、追加料金の徴収について検討を始めている。

また、大陸居住者の香港での出産受け入れ人数について、香港政府は今後2カ月以内に、病院管理局と私立病院団体とともに、2013年に人数制限制を導入するかどうかを検討する予定であるという。

香港で大陸居住者の出産受け入れをしている8つの公立病院のうち、3つの病院ではすでに年末まで空きがなく、4つの病院では10月まで予約でいっぱいだという。つまり、妊娠したばかりの大陸居住者は、基本的に香港の公立病院で出産できなくなる。そこで、多くの大陸居住者は、香港の私立病院を探し始めた。代理仲介料はこの機に乗じて高騰し、ひとり部屋・食事付きで16万元という病院も現れた。

■仲介業者による手数料は1万元以上!

広州在住の阿磊夫妻は、昨年2月に香港の屯門病院で出産し、総費用は約5万元だった。しかし、この5万元も、受け入れ可能人数が制限されるにつれて、まもなく過去のものになるだろう。私立病院で出産せざるを得ない大陸居住者が、もし、一般的な病棟に入る場合、出産費用だけで6万元強の費用が必要になる。もし、仲介業者に依頼する場合は、10万元以上になるかも知れない。

4日、記者は妊婦を装って、数社の仲介代理業に相談しに行った。香港安宝医療集団の相談員によると、香港の私立病院は今年9月に定員に達し、受け入れ不可能になるという。相談員からは”もし、香港で出産を決めているなら、すぐに決断する必要があります。まず5万元の頭金を支払って下さい。最低手数料は1万5800元です。当社が提携している私立病院では、出産費用は最低でも6万香港ドルで、シングル病棟だと最低12万香港ドルで、サービス料を含めると少なくとも約15万香港ドルが必要です。”と言われた。

また、北京に本社のある仲介代理業者は、病院と連絡をとる以外に、出産前の2週間は深圳で待機、香港で7日間宿泊できるサービスも提供している。費用は一般病棟食事付きで、普通分娩なら昨年の8万元から8万5000元に値上げ、帝王切開なら更に8000元が加算される。ひとり部屋・食事付きで、普通分娩が昨年の13万5000元から14万5000元に値上がりし、帝王切開だと16万元にもなるという。この代理業者の担当者は”現在、すでに空きは少なくなっている。8月24日に出産予定日のある大陸居住者は、年末に電話してきたが、予約が難しく、その後なんとか予約できたけど、手数料は2万元もかかったという。決めるなら早くしないと、1ヶ月後には予約できなくなる。”と言っている。

■各界の反応

香港での出産受け入れが制限されるというニュースには高い関心が寄せられている。

<大陸居住者の声>

珠海で働いている余さんは、今年長女を出産したが、夫の実家からは更にもう一人生んでほしいと言われ、香港で出産しようと考えていた。しかし、余さんは困惑している。”香港政府が受け入れをやめてしまえばいいのに。そしたら大勢の人たちが、わずかな定員数を争わないで済むし、仲介費用が暴騰して、お金持ちと権力者だけの特権にならないで済むから。”

また、かつて香港に滞在したことがある任さんは、次のように語る。”香港政府の関連部門はいったい、どれだけ開放すべきなのか、ちゃんと統計を取ってほしい。そうでないなら、開放しなければいい。香港は出生率が下がっていると聞いているが、もし、香港に大陸居住者の子どもがいなくなったら、将来的に労働力の構造に支障がでるのではないか。しかも、外国の人材を受け入れているのに、なぜ大陸の人材はだめなのか?”

<広東省計画生育委員会主任 張楓氏>

私は香港政府のこの制限政策に賛成だ。多くの人は、戸籍を取得させるためや第2子を産むために香港で出産する、これは利益に駆られた行為だ。香港で第2子を出産すれば罰せられないと思っている人もいるが、我々は事実関係を調べたうえで、同様に法律に則って処罰する。現在までに、すでに処罰された家庭もある。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-02-05/024223882976.shtml

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