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住宅ローン緩和に期待


2012年2月8日付け 新京報

2012.2.8住宅ローン

中国中央銀行は7日、公式ホームページで低所得者向けの保障型低価格住宅プロジェクトと一般分譲住宅の建設への支援を強化し、「初回購入者向け住宅ローン」を緩和する方針であると伝えた。住宅建設部に引き続き、中央銀行がこの住宅ローン問題について言及したことは、市場に一石を投じることとなり、初回住宅購入者向け住宅ローンの金利引き下げに対する期待が一層高まった。

■住宅ローンの差別化

中央銀行が主催した2012年金融市場座談会において、中央銀行頭取補佐の郭慶平氏は、2012年の金融市場の取り組みについて、“安定を保ちつつ経済発展させる”という基本方針の下、穏健な通貨政策を中心に展開していくと強調した。

住宅ローンについては、引き続き住宅ローンの収入に基づく差別化を図る政策を実施し、保障型低価格住宅プロジェクトを確実に支援するとした。また、金融サービスを拡大するとともに、一般分譲マンションの建設を支援し、初回購入者向け住宅ローンを緩和する方針であると伝えた。

■初回購入者向け住宅ローンの金利引き下げ

昨年末、住宅建設部も住宅ローンの差別化を図る政策を実施し、特に初回購入者向け住宅ローンを緩和していくと発表した。これにより、このローンの金利引き下げへの期待が高まった。

2011年は資金不足等の理由で、一部の銀行は住宅の初回購入者にも基準金利の1.1倍あるいは1.05倍の金利を適用していた。しかし、今年からは多くの銀行が基準金利にもどす。また、昨年第3、第4四半期において1、2カ月を要した住宅ローンの審査が、現在では1、2週間で完了できるようなった。

■分析

中央銀行と住宅建設部が初回購入者向け住宅ローンの緩和策を打ち出したことについて、業界関係者は、現在のところ、このローンの基準金利が引き下げられる可能性は少ないと見ている。もし、仲介業者が15%引き下げの金利優遇策を持ちかけた場合、現実的でないリスクとして警戒すべきだとしている。

仲介業者である中原地産市場研究部最高責任者の張大偉氏によると、今の住宅ローンの基準金利は7.05%で、3年もの定期預金の金利が5%、5年もの定期預金の金利が5.5%である。もし、金利を15%引き下げるなら5.99%になるため、定期預金の利息に近くなる。

特定の対象者に向けて、どうしても初回購入者向け住宅ローン政策を実施しないといけない状況にあるか、大量に資金を準備しているという状況でないと、銀行が自ら赤字覚悟で資金を提供するようなことはあり得ない。

2012年は、住宅ローンの準備資金にゆとりがあることと、不動産市場が引き続き低迷しているというのが、初回購入者向け住宅ローンの金利を引き下げる本当の理由だと見られている。

中原地産市場研究部の調査によると、北京では1月8日からの約1カ月間で、公開したプロジェクトは1件のみ、公開した住宅は240戸となっている。ディベロッパーと住宅購入者の双方ともに様子見を決め込んでいる。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-02-08/022423897051.shtml

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