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政策緩和?解釈の問題?


2012年2月22日付け 新民網

2012.2.23上海不動産3

上海市の不動産購入制限政策が緩和されるとの噂が話題を呼んでいる。上海戸籍を保有していなくても、上海市居住証を取得して3年以上になれば、不動産を2件まで購入できるようになるという。

これについて、上海市住居管理局の担当者は、これは不動産購入制限策が打ち出された当時からすでに決まっていたもので、政策が変わったわけではなく、今後も購入制限政策を継続すると強調した。

住宅管理局担当者によると、“上海戸籍保有者”というのは、上海戸籍を保有している世帯、あるいは上海市居住証を持ち、3年以上上海に在住している世帯を指すという。このため、3年以上上海に在住していれば、上海で2件目の不動産を購入できるということになる。つまり、これは用語解釈の問題であり、政策の変更ではないという。

2011年2月1日、上海市は「国務院辦公庁による不動産市場の調整業務を強化するための通達を徹底することに関する意見」という条例を発表した。その中に、不動産購入制限の具体策が盛り込まれていた。

<上海で不動産物件の購入が認められない場合>

①上海の戸籍を保有し、すでに2件以上の不動産を購入した世帯

②上海の戸籍を持たない世帯で、1年以上上海で個人所得税を納付した証明あるいは社会保険証を提示できるで、すでに不動産1件を購入している世帯

③上海の戸籍を持たない世帯で、納税と社会保険の証明を提示できない世帯

つまり、上海戸籍を保有する世帯は2件まで不動産物件を所有することができ、上海戸籍を持たない世帯は条件により1件だけ所有できる。昨年発表された購入制限政策には、上海戸籍保有に関する定義はなく、3年以上在住すれば上海戸籍を持たない世帯も最高2件まで不動産を購入できるかどうか曖昧であった。

■不動産仲介業者も初耳

今回政府関係者が明らかにするまで、不動産業関係者も住宅購入者も“上海戸籍保有世帯”は上海の戸籍証を保有する世帯のことであると解釈していた。3年以上上海に居住した上海戸籍を持たない世帯も“上海戸籍保有者”にあたるは解釈していなかった。不動産会社や区の販売センターでも、3年以上の居住世帯が実際に2つ目の不動産を購入することはなかった。

上海市住宅管理局の関係者によると、上海市の住宅購入制限政策は変更していないという。また、上海政府関係者は、今後もこの政策と措置について、緩和したり変更を加えたりしないとしている。しかし、実際のところ、今回の発言は購買資格の範囲を広げ、より多くの住民が2件目の不動産を購入する資格を持つようになり、不動産市場にとって朗報である。

中国不動産情報集団のアナリストは、購入制限の緩和について、これまで浦東新区だけに適用されていたが、今回上海市住宅管理局が公表したことにより、全市に拡大するのは間違いないと見ている。

 

ソース:http://news.sina.com.cn/c/2012-02-22/121223973508.shtml

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