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医療改革:薬で病院を養う現状を改める


2012年3月5日付け 人民日報

2012.3.5医薬分離

2012年の新版基本薬品リストは第一版と比べ、何が変わったのか?全国政治協商会議委員、衛生部長の陳竺氏が4日午後、医療機関、一部の総合病院に必須となっている薬も含める見込みであることを明らかにした。

2009年に中国で初めて国家基本薬品リストが発表され、今年はそれに基づいて調整が加えられた。各地の補充状況をもとに、衛生部が使用率の高さを統計に取り、薬品の追加を行った。第一版は常用薬が主で、抗がん剤は含まれていなかった。新版では一部の専門薬も含めた。

陳竺氏によると、基本薬品の種類は307種類だが、これでは足りないという。新版では西洋薬は主にWTOが推薦したものが約400種類、それ以外に200種類の漢方薬もリストに加わっている。

また、高額医療費の問題に対処するため、今年は小児白血病、小児先天性心臓病、子宮頚がん等、8種類の重大疾病も高額医療費保障制度の対象とし、食道がん、肺がんなど12種類の重大疾病については、1/3の都市で高額医療費保障制度を適用した。

しかし、医療保障を改善するだけでは、医療費の高騰を抑えることができない。「過度な医療、過度な投薬」も医療費高騰の原因のひとつとなっている。陳竺氏は“中国には中国の事情がある。病院の診断と薬の処方は医療保険で賄える範囲とし、基本薬品が使えるなら、無理に高いものを使う必要はない”という。

“薬で病院を養っていく”というあり方を変えるのは、陳竺氏の処方箋であり、公立病院改革の重要ポイントだ。県レベルの病院3,000か所と、公立病院改革を試験的に進めている17の都市は、今年、全国に先駆けて医療と薬品の分離政策を進めようとしている。

 

ソース:http://finance.chinanews.com/cj/2012/03-05/3717023.shtml

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