“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

中国国産列車が欧州を走る


2012年3月13日付け 中国新聞網

2012.3.14ライトレール2

中国鉄道車両メーカーの南車珠州電力機車有限公司は13日、中国が自主開発した「ライトレールトランジット(LRT、軽量軌道)*1」がついに欧州での営業運行を開始したと発表した。

トルコ時間3月8日19時30分、南車珠州電力機車が開発したライトレールは、トルコイズミル市1号線のBONOVA駅から出発、数百人の乗客を乗せ、UYGVL駅に向かった。

中国側のプロジェクトマネージャーである同社の王金生氏によると、イズミル市唯一のライトレールだが、東西を横切るトルコ国鉄イズバンと、この路線が直接乗り換えできるようにしたという。

運行開始した1号線は、全長11.6km、最大勾配48パーミル(‰)で、これは100mの距離内でビルの1.5階まで上る勾配率である。カーブの半径が最も小さいところは30mしかないが、この列車は平均35km/時で走行可能だ。

イズミル市の1号線にはスウェーデンABB社が提供した旧型の列車45台が走行しているが、中国産の車両32台が全て完成すれば、利用者の45%を収容できる計算となる。これにより、イズミル市の交通難を大きく緩和する効果が見込まれる。

2012.3.14ライトレール

2009年末、中国南車珠州電力機車有限公司は、欧米、日韓などの海外企業と競争入札に参加した結果、イズミル市よりライトレール32台の発注を勝ち取った。

カーブが狭く、複雑な路面状況である1号線の特徴を研究し、南車珠州電力機車は特別な設計を施した。車両1台ごとに動力を搭載する動力分散方式を採用し、車両を任意に組み合わせることができるようにした。また、ヒンジ式ボギー台車を研究開発し、列車が小さいカーブでも蛇のように動きながら走行できるよう設計した。列車の「足」には磁気制動装置を搭載し、悪天候時の高速走行でも、確実な制動を実現した。

*1:「ライトレールトランジット(LRT、軽量軌道)」軽量型都市近郊列車。中国では「軽軌」、香港では「軽鉄」と呼ばれる。

 

ソース:http://news.sina.cn/?sa=t124v71d5789923&wm=b100

チャイナなう編集室