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女性の社会的地位が向上


2012年3月16日付け 荊楚網

2012.3.17湖北女性意識調査

15日、湖北省政府主催の「第3回中国女性の社会的地位に関する調査結果記者会見」が行われた。湖北省婦人連合会主席の肖菊花氏は、湖北省の調査結果を発表した。調査内容は健康、教育、経済、社会保障、政治、家庭、法的権利や知識、性別観など多岐にわたる。肖菊花氏によると、10年前に比べ、女性の社会的地位が飛躍的に高まったという。

■大半の女性 自分は健康

18歳から64歳の女性のうち、57.2%が自分の健康状態を「良好」だと回答した。10年前より6.5ポイント増加している。65歳以上の高齢女性は30.9%が自分の健康状態を「良好」と答え、52.9%が「心も健康だ」と答えた。

■過半数の女性が自分名義の不動産を所有

18歳から64歳男女の平均初婚年齢は、女性が22.7歳、男性が24.7歳であることがわかった。都市部と農村部に関わらず、既婚女性の大半は夫の理解と協力が得られており、夫婦関係も良好であると答えた。86.3%の女性は家庭内での自分の地位にも満足、または、とても満足だとしている。

調査の結果、女性が不動産を所有している割合は(夫婦共同名義を含む)は55.5%で、男性は70.2%だった。高額商品の購入や、家庭内で日常的な物事を決める際に、夫婦で話し合う、または妻が主導権を握る割合は、10年前より高くなり、夫婦間の決定権を持つ割合の差が縮まった結果となった。妻が家庭の家計管理、不動産の購入や建築、投資や借金に関与する比率は70%以上となった。女性が決定権を持つ割合が増えたことにより、家庭での地位についての満足度も高くなっている。

■女性の教育レベルが向上

女性回答者のうち、教育を受けた年数は平均8.6年で、2000年より1.9年長くなった。中高年より、若年層の方が教育を受けた期間は明らかに長い。

女性で高校以上の教育を受けた人の割合は34.7%で、都市部が58%、農村部が11.1%となっている。大学(3年も含む)以上の教育を受けた人の割合は12.2%で、10年前より9ポイント上昇した。都市部では23.3%に達している。女性の教育レベル向上によって、学校教育を受ける期間の男女差が10年前の1.3年から0.3年に縮んだ。

■農業離れが進む

調査を受けた女性の就業率は76.1%で、都市部が65.7%、農村部が86.7%だ。そのうち、第一、第二、第三産業に就業している割合は、それぞれ46%、13.3%、40.7%となっている。農村部において、非農業分野で就業している割合は女性が21.5%で、男性が33%。出稼ぎから故郷に戻ってきた女性が、地元で起業するケースも目立つ。その割合は52.7%にも達している。

■社会保障 男女差が縮まる

都市部の女性のうち、老後に社会保障が受けられる比率は77.6%で、医療保障を受けられるのは89.5%、10年前に比べると、それぞれ19.7%と45.9%高くなっている。また、社会保障と医療保障を受けられる割合の男女差も著しく縮小した。

■女性の社会進出が積極的に

11.9%の女性が管理職や決裁権のある仕事に関与した経験を持っている。53.6%の女性は少なくとも1回は民主監督*1を務めた経験を持っている。また、23.8%の女性は、自分が所属する職場あるいは地域の組織に自分の意見を陳述した経験がある。76.5%の女性が5年間にわたり村の組織委員会の選挙に参加し、78%の女性が選挙に際して自分が投票する人の情報を自主的に得ていると回答している。10年前と比べ、政治に対して積極的に関与する女性の割合も高くなり、リーダーや責任者を務める人も3.9ポイント上昇した。

■家事労働時間も男女差が縮まる

88.4%の人が「男性でも家事を積極的に分担すべき」という考えに賛同している。「女性の能力は男性に劣っていない」という説に、81.9%の人が賛成すると回答している。職業を持つ女性が、仕事がある日に家事労働に費やす時間は、都市部と農村部において、それぞれ70分と123分減少した。家事労働時間の男女差も縮んだ。

一方、調査によると、65.5%の男性と63.4%の女性が「男性は社会参加、女性は家庭をメインとするべき」であると認識していることがわかった。社会でよく論争の的になる「女性は仕事がよくできることより、良い嫁ぎ先を見つけることの方が幸せ」という考え方には、38.3%の男性と45.8%の女性が賛同している。

■男女平等は浸透

調査を受けた人の83.4%は、中国に女性の権利を守る特別な法律があることを知っている。前回の調査時より9.6%高くなった。

両親の老後の面倒をみるという義務を果たしていれば、男女問わず平等に親の遺産を相続できるという考えに、6.3%の人が賛成している。

7割以上の女性は、性別が原因で就職や昇進に支障がでたり、同じ仕事で報酬の差があったり、結婚、妊娠、出産が原因で解雇されたり、女の子を産んだために肩身の狭い思いをする等は差別だと認識している。

*1:「民主監督」中国共産党の方針に基づき、国家憲法、法律と法規の実施、重大な方針政策の貫徹実行、政府機関及びその従業員の仕事に対して、提案と批判を通じて監督を行うこと。

【調査について】第3回中国女性社会地位調査は、全国婦人連合会と国家統計局により、1990年の第1回、2000年の第2回に引き続き行われた。全国規模の調査で、湖北省の調査は湖北省の婦人連合会、統計局が実施した。調査対象は18歳から64歳の男女で、有効回答数は2995人、回収率は99.8%となっている。

 

ソース:http://house.hexun.com/2012-03-16/139390612.html

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