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”杜甫は忙しい”


2012年3月25日付け、大洋網

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今年は丁度杜甫生誕1300周年にあたる。最近、杜甫がにわかにインターネットで人気者となり、彼の絵にいろいろ書き加えた「いたずら書き」が微博で多くの人々の間で転送され、微博では超人気者となっている。国語教科書の(杜甫の)挿絵を使ったこれらの「創作作品」の中では、杜甫はマシンガンを持ったり、包丁でスイカを切ったり、白馬に乗ったり、バイクに跨がったりして、ネットユーザから面白おかしく”最近の杜甫は忙しい!”と揶揄されている。

この件について成都杜甫草堂博物館の関係者にインタビューしたところ、原画となっている蒋兆和が描いた「杜甫像」は、重要文物としてこの博物館に保存されていることが分かった。博物館の広報担当者は、杜甫が注目されることは好ましいことではあるが、「創作」するネットユーザにも杜甫の身分と地位を考慮して欲しいと述べた。

■杜甫を描くために、国語教科書が品切れ?

”風急天高猿啸哀,渚清沙白鳥飛回。”この杜甫の有名な「登高」という詩は高校2年の国語教科書人文教育版に登場する。詩の右側に杜甫が座って空を眺める半身画像が載せられている。ネットで”杜甫は忙しい”と揶揄される絵は、この絵が原画となっている。新しい作品「ホームズ版杜甫」を書き終わってネットに掲載したばかりの「鬼筆君雷文」さんは記者に対して、自分もネットで掲載された多くの杜甫画をに触発されて書こうと思ったという。彼はホームズが好きなので、杜甫をこのように描いた。

”杜甫は忙しい”はネットで多くの人々の注目を集め、”杜甫画を描くために、国語の教科書を買い占めたひとがいるよ”、”いたずら書きがない絵は、名画とは言えないね”などの書き込みがあった。ネットに掲載された杜甫画を見ると、杜甫は本当に何でもやってしまう”忙しいひと”のようだ。パイプ修理工、マシンガン男、自転車に乗るひと、などなど。いろいろなマンガキャラクターに変身したり、海賊になったり、ペットに扮したり、忍者に成り代わったり、、人々の笑いを誘っている。

記者の取材によれば、教科書が利用されたのは杜甫の絵だけではなく、李白や海外の有名人の絵も、授業中の暇つぶしの餌食となっている。”杜甫は忙しい”の次は、”李白も負けてない”シリーズなどがネットで登場している。

■専門家コメント:杜甫に注目するのはいいが、杜甫の身分を考慮して欲しい

杜甫草堂博物館の広報担当者は、今年は丁度杜甫生誕1300周年にあたり、博物館は記念行事を準備しているという。この現象は、杜甫が注目されていることはいいことだが、対象は杜甫であるだけに、創作する時は杜甫の身分を考慮し、伝統文化を尊重して欲しいと担当者はコメントした。”一部に下品な作品もある。”

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ソース:http://news.163.com/12/0325/03/7TDOJH5F00011229.html

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