“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

「男子危機」の打開策に男子校設立


2012年3月22日付け 東方網

2012.3.22男子校3

「男子危機」が叫ばれる中、男子生徒の教育環境を改善するために、上海の教育関連機関は男子校の設立に動き出した。

華東師範大学と黄浦区人民政府が21日に教育戦略提携協定を交わし、最初のプロジェクトとして、双方は「上海市第八男子高校」設立に関する予備調査を行い、男子校の設立に向けて模索することになった。黄浦区は、第八中学を男子校のモデル校にすることで、主管官庁に申請した。

上海市第八高校の校長によると、現在、「男子危機」という言葉が流行語になり、社会の関心を集めているという。まず学業の面で「男子危機」が表面化している。特に基礎教育の段階で、男子の発育は通常女子より遅れ、8歳男子の集中力、表現力、思考力等は、いずれも7歳女子のレベルに相当するという。女子は更に練習し、表現する機会が多くなるため、よりその差は顕著になる。一方、男子は能力を発揮する機会が少なくなるため、成績の面でいつも女子に遅れを取っている。

校長は、男子校設立の目的について次のように説明した。男子は運動神経、手を動かす力、空間感覚、思考の柔軟性等が女子より優れている半面、集中力、協調力、計画性、言語能力は劣っている。このバランスをとるために、学校は基礎教育過程や授業、社会団体活動等の幅広い内容について、男子を対象とした特別プログラムを編成し、学業の遅れを補う。また、精神面においても、独立心と創造性のある、活発で優秀な男子学生を育成することも目的とする。男子校の設立を模索することで、男子の「学業危機」問題に照準をあわせ、男子のより良い教育環境を整備するためのモデルケースとする。

一方、男子校の問題点のひとつとして、異性との交流という面で支障が出るのではないかと懸念する声もある。これに対し、校長は、家庭環境が変わらなければ、高校生になると、社会環境や友達関係は安定してくる。このため、3年間の学校生活が変わっただけで、支障が出るとは考えにくいとの見解を示した。

男子校設立の申請が許可されれば、第八中学校は華東師範大学専門家のサポートのもと、設立の過程における実践例を公開し、関係部署や社会に必要な情報を提供する。この実践の成果が、男子の教育レベル向上のための一助となることが期待される。

 

ソース:http://news.163.com/12/0322/11/7T6Q61E100011229.html

チャイナなう編集室