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老人に生存証明書を強要?


2012年3月22日付け 鳳凰資訊

2012.3.22生存証明書

3月21日、「天涯社区(大手コミュニティサイト)」の掲示板に、“山東省菏澤の老人が長蛇の列を作って、中国最高価の紙を買っている。それは、生存証明書で、1枚5元!”という内容の書き込みがあった。

昨年3月17日、山東省委員会党書記の掲示板に、定年退職した老人の「生存確認システム」への苦情が寄せられた。そこには、このシステムは老人に対する「人格の侮辱」であり「精神的虐待」だと書かれている。

書き込みによると、菏澤市牡丹区の社会労働保障局が多額の資金を投入して、退職した老人が健在であるかどうかを確認するためのシステムを導入した。

老人は退職後、北京や上海に住んでいても、老弱で病気を患い、身体の自由が利かなくなっても、指定された日時に指定された場所に行って、死亡確認書に捺印しなければならない。さもなければ死亡と判断され、年金の支給が停止されるという。

この書き込みはネット上で注目を集め、“お年寄りが可哀そう。私たちの老後はどうなるのだろう”などのコメントが寄せられた。

2011年10月11日、山東省政府が書き込みに対して回答した。国の規定によると、社会保障を担当する部署は、退職後に年金受給する老人に対し、年金受領資格の認定をしなければならない。牡丹区は認定方式を多様化し、健康診断で生存を確認する方法、自宅訪問による確認、指紋を押した紙を郵送して確認する方法を取り入れている。

牡丹区政府のオフィシャルサイトで、3月19日付けの報道で、「指紋認証偽造を防止しよう」という記事があった。文書には、牡丹市の年金負担は、毎月一人1300元(15600円)にまで膨れ上がり、財政の大きな負担となっている。また、一部の老人の親族は、老人が死亡した後でも、届出をせず年金を受け取り続けている。年金の不正受給を徹底的に取り締まるため、退職証明書、身分証明書、指紋、本人の4点セットで生存確認することにしたという内容だ。

3月21日午後、菏澤市牡丹区人力資源社会保障局保険処の職員が、ネット上の掲示板に書かれた証明書は、生存証明書ではなく、正しくは「指紋照合書」であると説明した。

また、年金を受給する老人が自ら捺印して身分証明する必要があるが、他の都市に在住しているにも関わらず、指定された場所で認定を受けなければならないという書き込みは事実ではなく、「遠隔地確認」という方法もあると反論した。「指紋照合書」は1枚5元という金額については、保険処の管轄になるため、自分は詳しくわからないが、恐らくそうだろうとコメントした。

 

ソース:http://news.xhby.net/system/2012/03/22/012985649.shtml

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