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宝くじ中毒は月収3000元未満に多い


2012年3月26日付け 京華時報

2012.3.26宝くじ中毒

■問題ある宝くじファンの月収は3000元未満

昨日行われた「問題ある宝くじファンと宝くじの責任を考えるシンポジウム」において、北京師範大学中国宝くじ研究センターが発表した調査結果によると、我が国の宝くじファンは2億人以上に達し、そのうち、問題ある宝くじファンは約700万人、重度に問題ある宝くじファンは43万人に上るという。

北京師範大学心理学博士の陳海平氏によると、問題ある宝くじファンとは、いわゆる「宝くじ中毒」になっている人達のことだ。彼らはやめようと思ってもやめられず、買わなければ気が収まらない。調査結果によると、こうした問題ある宝くじファンは主に18歳から45歳に多く見られ、多くが高卒や専門学校卒の学歴で、月収は1500から3000元(1元=約12円)の間である。彼らのほとんどは、自分が社会で中所得層以下に属していると思っている。一般に女性よりも男性の方がより中毒になりやすい。

陳海平氏はまた、問題ある宝くじファンは、いろいろな社会問題を引き起こすと指摘する。例えば、公金の横領、窃盗による宝くじ購入、宝くじ購入による破産などで、宝くじ業界にもマイナスの影響をもたらす。問題ある宝くじファンは単なる個人の問題ではなく、誰でも陥る可能性のある普遍的な心理行為であると言える。政府の関連部門と宝くじ発行機関はこの問題を重視すべきであり、宝くじファンに対する指導を強化し、中毒への予防と中毒状態の識別、治療といった一連の体制作りに投資すべきであるとの見解を示している。

■専門家が救済基金の設立を提議

宝くじ管理条例の審査業務に携わった国務院法制弁公庁政法司所長の朱衛国氏は、中国で問題ある宝くじファンが多く存在するのは、制度面に多くの問題があるからだという。例えば、宝くじの乱発、当選確率構造の問題、発行規模の拡大、法制度の未整備などが挙げられる。

問題ある宝くじファンに対し、政府は然るべき措置を取り、宝くじの発行規模を規制し、発行資源を適正化し、宝くじの透明性と信用度を高めるべきである。科学的かつ合理的に宝くじ公益金を活用し、資金の一部を問題ある宝くじファンの対策に用いるべきである。また、宝くじ発行機関は、換金されず無効となった当選金を拠出して、問題ある宝くじファンを救済する基金を設立し、様々なタイプの問題ある宝くじファンのフォローアップを強化するなどの対策も考えられる。

調査によると、問題ある宝くじファンについては、宝くじ発行機関も重視しており、国家スポーツ宝くじ管理センターと中国福祉宝くじ発行管理センターでは、既に対策の検討に着手しているという。関連施策の早期実施が期待される。

 

ソース:http://news.sina.cn/?sa=t124v71d5855863&wm=b100

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