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失踪の元五輪選手が豪州代表として再び試合に登場


2012年4月8日付け 大洋網(広州日報)

2012.4.8黄穂1

すでに引退した元バドミントン世界チャンピオンの黄穂が、先ごろ再び人々の前に姿を現した。バドミントンのオーストラリアゴールドグランプリにおいて、31歳になったかつての女子ダブルス中国代表選手は、“オーストラリアチーム”の一員として参戦した。

一方、湖南省バドミントンスポーツ管理センター主任の唐輝氏は、頭を悩ませていた。なぜなら黄穂は現在もその管理センターで副主任を務めているからである。給与は変わらず支給されているものの、彼女はほとんど出勤したことがない上に、今回は突然オーストラリアチームとして大会に参加したのだ。一体何があったのだろうか。

■黄穂:今後の事はまだ考えてない

黄穂はかつてバドミントン界でトップに上り詰めた女子ダブルスの選手だ。彼女は高崚とペアを組み、世界選手権大会優勝、ユーバー杯優勝、五輪準優勝などの成績を収めた。北京五輪前の2007年、父親の病状悪化などの理由で、ナショナルチームを引退した。引退を前に、湖南省バドミントンスポーツ管理センターは、黄穂のために副主任のポストを用意した。2008年末、黄穂は結婚した。唐輝氏によると、黄穂は引退後ほとんど出勤したことがなく、更に結婚後は連絡が途絶えてしまったという。

黄穂がなぜ“失踪”してしまったのか、真相が謎のまま時間だけが経過して行った丁度その時、彼女は突然オーストラリアチームのメンバーとして大会に姿を表した。試合後、メディアは“黄穂が豪州代表としてシーズンインした”とこの大会を報道した。今後の計画について質問されると、黄穂は今後の国際試合についてはまだ何も考えていないと答えた。

■尋ね人広告を出したことも

今回の突然登場がなければ、おそらく黄穂のここ数年の事を知っている人は少ないだろう。唐輝氏によると、当初センター副主任のポストを用意したのは、スポーツ選手としての卓越した貢献度を考えてのことだったという。

しかし、黄穂が引退後出勤して来なかったことは予想外だった。今年初め、センターは、現地の新聞に尋ね人広告を出して黄穂の行方を探したが、それでも何の手がかりも掴めなかった。唐輝氏は、今回の報道を見て初めて彼女が今オーストラリアにいることを知ったという。しかし、なぜオーストラリアチームとして参加したのか、理由がはっきりしないため、この件については中国バドミントン協会と話をするだろうとの見解を示している。

唐輝氏によると、黄穂に仕事を用意した時から、センターは彼女に給与を支払い続けているという。たとえ彼女が行方不明であろうと、副主任(副所長クラス)の給与が変わることなく支給されていただろう。彼女のためにポストを残し続けたのは、有名なスポーツ選手ということもあり、処分も慎重になるからだとのこと。

 

ソース:http://sports.sina.com.cn/o/2012-04-08/08466014122.shtml

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