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偽札すり替え詐欺


2012年4月23日付け 網易新聞

2012.4.23偽札1

「申し訳ありませんが、お預けになる紙幣に、22枚の偽札が混ざっていますので、没収いたします」

22日午後、河北省石家荘市建華大街のとある銀行で、若い女性が思ってもみない事態に遭遇した。この女性は、なぜ大胆にも偽札を銀行に預けようとしたのか?それは、この時初めて偽札であることが発覚したからだった。

22日9時50分頃、一般市民の趙さんは2万7000元(約35万円)の現金を持ち、石家荘市建華大街のとある銀行で預け入れしようとした。銀行員が金額を確認した後、彼女は、“22枚の偽札が混ざっているため、没収する”と告げられた。

趙さんからすれば、現金は家から持ってきたもので、偽札であるはずはない。何がなんだか分らない彼女は、慌てて父親に電話をした。この時点で、銀行員はすでに警察に通報していた。

対応した銀行員は、「これほど大量の偽札を持って銀行に来るとは、たいした度胸だ」と言い、22枚の偽札は1999年版の100元紙幣を模造しており、そのうちの18枚は番号も同じだった。偽造防止対策は何もされておらず、紙質も触っただけですぐに分かるものだったという。

父親の趙氏が銀行員と言い争いをしているその時、通報を受けた警官が到着して、趙氏を派出所に連行した。

派出所に連行される途中、趙氏は突然ある事件を思い出した。この偽札は、おそらく、かつて彼の母親が騙されてすり替えられた時のものだ。

趙氏は当時をこう振り返る。「4~5年前、母親が自宅そばの路上で女性に声をかけられ、“祝い金”に使いたいので、新しい紙幣と交換してくれないか?と頼まれた。老母は親切心から、その女性を家に上げ、2200元を交換した。当時は母親しか家におらず、家族は誰も知らなかった。その後、母親がその紙幣を持って買い物に行ったとき、2200元がそっくり偽札にすり換えられていることが発覚した。その時、母親にその紙幣をすべて焼いてしまうように言ったのだが、おそらくそのままにしておいたのだろう。」

趙さんによれば、母親は今年90歳で、やや認知症を患っている。おそらく偽札だということを忘れて、本物の紙幣と一緒に渡したのだろう。

趙氏は預け入れようとした2万7000元の中に偽札が混じっていることをまったく知らなかったため、警察で注意を受け、釈放された。当該の22枚の偽100元札は、銀行が没収された。

■注意:偽札を発見したら、自ら銀行に持っていくこと

警察では、金銭すり替えによる騙し行為に多くのパターンがある、として注意を呼びかけている。例えば詐欺師が“先に損しておけば後の災いを避けられる”などと言って金銭を布で包ませ、(その間にすり替え)しばらくしてから戻すなどの方法もあり、市民は防犯意識を持つことが重要である。

弁護士によれば、4000元(約5万2000円)以下の偽札を故意に所有したり使用した場合、行政治安類事案として最高15日間の拘留と相応の罰金が科せられる。4000元以上の場合は、刑事犯罪となる。決して軽率な気持ちで偽札を使用してはならず、万が一、手にしてしまった場合は、自主的に銀行か警察に届け出るのが望ましい。

 

ソース:http://help.3g.163.com/12/0423/11/7VP7C1LG00963VRO.html

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