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公務員が公費で海外旅行?


2012年4月18日付け 西部網(西安)

2012.4.18延安市公費旅行

4月6日から13日まで、陜西省延安市宝塔区衛生局の公務員10名が、香港とマカオへの旅行に出掛けた。しかし、彼らは宝塔区政府に対して、“西安で開かれる会議に参加する”と報告していた。

■宝塔区紀律委員会監察局が調査を開始

延安市宝塔区衛生局には20名の公務員がおり、このうちの10名が、香港とマカオの旅行に参加した。団体での旅行であるにもかかわらず、衛生局は宝塔区政府に対して省外に出ることを報告せず、同省の衛生庁で開催される“公立病院改革推進会議”に参加する、と虚偽の報告をしていた。実際、この会議はすでに2月に終了していた。

■区政府に報告なし

この10名の公務員の行程は、広州-深圳-香港-マカオで、期間は8日間だった。宝塔区政府によれば、当該区の公務員が地域外に出るには厳格な規定があり、会議などで延安市外に出張する場合は、区政府に報告する義務がある。また、陝西省外に出る場合には、区政府に申請し受理されなければならない。今回、区政府は衛生局から省外に出る申請は受けておらず、西安市で会議に参加するという認識でしかなかった。

昨日、宝塔区衛生局は同区の紀律検査部門の調査を受けた。同区紀律委員会の副書記によれば、紀律委員会は報告を受けた後、4月11日から17日まで、すでに4回調査に訪れている。

■衛生局局長は自費だと証言

ネット上では、宝塔区衛生局は視察に名を借りた“公費旅行”だと指摘されている。同区紀律委員会によれば、現在の調査の焦点は、この旅行の費用が公費かどうか、という点にある。数日間の調査を経て、状況は明らかになってきているが、まだ詳細を公表する段階ではないという。

これに対し、宝塔区衛生局局長は、「この旅行は自費であり、公費ではない。過ちだったのは、区政府に対して虚偽報告をし、8日間も職場を不在にしたことである。しかし、団体旅行を計画したのは、職員がもう2~3年も休暇をとっていなかったからである。出発前に区政府に休暇申請をしなかったため、後になって紀律検査委員会に不在の理由を問い正された時、仕方なく省政府の衛生庁で会議に参加したと嘘をついてしまった」と語る。

これほど大勢の公務員が集団で省外の旅行をして、通常の業務に支障をきたさないのか?という質問に、局長は、衛生局の各職場に職員が交代勤務しており、通常の業務に問題はない、と答えた。

■ “公費旅行”に対する責任追及

公費旅行は国から禁止されており、『公金による出国(越境)旅行を厳重に禁じる通達』において、次のように明記されている。

“派遣したものが責任を持つ原則に基づき、公費出国(越境)団を派遣する機関の責任を強化する。各派遣機関は公費出国(越境)管理業務を重視し、関連規定を厳格に遵守し、虚偽報告や規定違反を途絶すること。国外出張団の責任者は、確実に責任を負い、無断で行程を変更したり、訪問する国や地域、都市を増やしたり国外の滞在時間を延長してはならない。公金出国(越境)旅行の制止を、党の清廉政治建設責任制の評価の重要項目の一とする。公金出国(越境)旅行問題が発生した場合は、団の責任者の責任を追及すると同時に、派遣機関の責任者の責任も追及する。”

 

ソース:http://news.163.com/12/0418/08/7VC0F1HB0001124J.html

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