“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

あいまいな駐車禁止道路


2012年4月23日付け 網易新聞

2012.4.23駐車違反

“全面駐車禁止”の標識のある道路。しかし、片側は有料で駐車が可能だ。さらに駐車禁止の側にも駐車ラインが引かれている。多くのドライバーが駐車可能と勘違いし、罰金を払う羽目となる。

広東省東莞市虎門の歩行者天国の近くに、200m足らずの細い道がある。以前は両側とも有料で駐車できたが、その後、片側は駐車禁止となった。片側は引き続き有料で駐車でき、駐車ラインが引いてある。しかし、駐車禁止となった側にも以前の駐車ラインが残っており、事情を知らないドライバーが車をとめてしまう。

有料側の料金徴収員によれば、わずか200m足らずの道路で、多い時は1日1万8000元もの罰金が生じ、1年では百万元にもなるとのこと。

■“これは罠ではないか?”

4月21日夜、梅さんは虎門長徳路の歩行者天国近くに車を停めた。食事を終えてレストランから出てくると、車に200元の罰金ステッカーが貼られていた。ここにはパーキングラインが引かれているのに、何故罰金を取られるのか?といぶかしむ梅さん。

このとき同じ目にあった軍さんも、「長徳路東方向の歩行者天国近くの道路は、黄色のラインが特にはっきりしている」と語る。当時、この道路では30台近い小型車が駐車しており、すべてに違法駐車の「罰金ステッカー」が貼られていた。

ステッカ-が貼られた車が出て行くと、空いた場所にはすぐに次の車が来て駐車する。多くのドライバーが、「黄色の駐車ラインがあって小型車がここに停まっている、つまりこれは仕掛けられた罠ではないのか?駐車禁止なら、なぜラインを消さないんだ?」「全面駐車禁止なのに、なぜ片側だけ有料で駐車できるんだ?」と語る。

長徳路には“全面駐車禁止”の標識があちこちにある。しかし、ほとんどの標識が道路と水平にあり、地面からの高さも2m以下で、暗い街路灯の下では良く見えない。あるドライバーは、「駐車禁止の標識に気づいたが、みんなが停めているから自分も停めた」と言い、しかも、道路の反対側で徴収員が駐車料金を徴収しているのを見て、駐車禁止となっているが、料金を徴収しているくらいだから、停めてもいいんだろうと思ったという。

ここと道路を1本隔てた長徳路の歩行者天国部分(西方向)は、虎門鎮誠安自動車保管公司が管理する数十台分の駐車スペースで、3名以上の徴収員がそれぞれの担当エリアで料金徴収している。誠安自動車保管公司は政府資産公司の子会社だ。

全面駐車禁止なのに、料金を徴収するのはなぜか?という疑問に、徴収員の一人は、「あそこは、以前は有料駐車スペースだったが、その後、政府が駐車禁止にした。残っている黄色い駐車ラインは以前のものだ。なぜ消さないのか、良くわからない」と答えた。

虎門電子城に住む張さんによると、「誠安公司の徴収員はしょっちゅう駐車禁止の側にも来て、事情を知らない人から料金を取っている。だからみんな、こちらも駐車ができるものと勘違いする」と実情を語る。

■協力管理員が罰金切符を発行

事情を知る人の多くは、交通警察はほぼ毎日長徳路に監視員を派遣して、違反車両に違反切符と罰金切符を切っていると話す。

当日の夜7時50分、丁度、長徳路で勤務中の2名の交通協力管理員と遭遇した。そのうちの一人はビデオカメラで長徳路入口に停車している数台の車両を撮影し、もう一人は対象となる車両に罰金切符を切っていた。罰金切符には勤務警官名として2名の印鑑が押されているが、現場には警官はいなかった。

■200mの道路に一日で1万8000元もの罰金

誠安公司の徴収員によれば、交通警官は、毎日少なくとも1回から多い時は3回来て、ナンバープレートを書き写していく。来ない日はほとんどない。

長徳路の歩行者天国近くの片側には、もともと27台分の駐車スペースがあった。しかし、虎門鎮の駐車スペースが不足しているため、長徳路の両側は常に駐車車両で満杯になっている。交通警官は1回の巡回でほぼ30枚の罰金切符が切られる。1日3回、1枚200元として計算すると、毎日1万8000元、1年では100万元以上になる。

■協力管理員は罰金切符を切る権利があるのか

交通協力管理員の業務は、主に交通警察官に協力して交通整理を行うことであり、法を執行したり処罰したりする権限はない。

公安部は2011年11月24日の会議で、“交通警察は自動車の運転手に対して現金で罰金を徴収してはならず、罰金は銀行を通じて国庫に納めねばならない。交通協力管理員は法の執行に参与してはならず、交通違反の処罰や法律文書の発行などを行うことを堅く禁じる”と指示している。

■交通警察:ドライバーに違反駐車だということを注意するだけ

虎門交通警察大隊の鐘林満大隊長によると、長徳路での片側のみの駐車許可は、1~2年前から実施している。この道路には駐車禁止の標識もたくさんある。ドライバーが“注意が明確でない”という点については、通常は1本の道路に2本の標識があれば十分で、ドライバーに違法駐車であることを注意喚起するに過ぎないという。

駐車禁止なのに駐車ラインが残されている問題について、鐘林満大隊長は、「問題のラインは行政側が描いたのか、一般人が描いたのかを調査する必要がある」とし、協力管理員の罰金切符の問題については、「交通警官と協力管理員が同行しているはずで、罰金はすべて国庫財政に納めており、交通警察大隊では一銭の金も取っていない」と主張する。

 

ソース:http://help.3g.163.com/12/0423/08/7VOT9OJL00963VRO.html

チャイナなう編集室