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公安庁副庁長が”義援食”運動を呼び掛け


2013年4月14日、人民網

義援食

4月12日、陝西省公安庁副庁長陳里氏は自身の微博(中国版ツイッター)で”義援食”運動を呼び掛けた。本日、記者が陳里氏を取材したところ、陳氏は”義援○○”、例えば”義援食”、”義援コーヒー”、”義援映画チケット”などを、社会的弱者が尊厳ある生活ができるように普及したいと語った。

4月12日、陳里は自分の微博で、”中国のファーストフード店で、身障者、貧困者、老人や孤児に”義援食”を提供できるようにするのが、中国の事情に合致している。これで、社会的弱者が尊厳ある生活ができるようになる。心ある社会人や市民、大学生は”義援食”を購入して寄付する。できれば、衛生管理が行き届いている一部大手フランチャイズチェーン店に限定し、関係部門の認可を受けて、この制度を公表すれば、きっと実現できるはず。みんなは賛成してくれるよね?”と書き込んだ。

この運動を呼び掛けた陳里は、微博で瞬く間に注目を集め、多くのネットユーザーは陳里の呼び掛けに賛同し、この運動に参加したいとのコメントを残した。既に4軒のレストランで”義援食”を提供し始めた。

陳里によると、彼は一昨日の夜11時ごろ、電車の中で数回微博に投稿したが、その夜にすごい反響があり、昨日の朝、ある台湾人が経営するレストランがこの運動に参加すると回答して来た。その日にオーナーは5食分の”義援食”を寄付し、4人のネットユーザーもこれに呼応して、このレストランで”義援食”を寄付した。昨日だけで10食分の寄付があったが、1食分も利用されなかった。まだ誰もこのことを知らなかったからだ。いままで、このレストランには合計28食分の”義援食”が寄付され、老人ひとりが1食分を持ち帰った。”深圳と蘭州も同様な取り組みを準備しており、明日になると、もっと多くのひとが参加するだろう。”

”義援食”の考え方はヨーロッパの”義援コーヒー”から来ている。来客は余分にコーヒーを購入し、それをホームレスなど貧しい人たちが無償で飲めるように寄付するボランティア運動。陳里いわく、いまの我が国の慈善事業や社会福祉が充実してないので、社会的弱者である身障者、孤児、老人病人、失業中の出稼ぎ工、及び不慮の事故で働けなくなった人たちはこういうボランティアを必要としている。

陳里によると、これからは”義援○○”運動を進め、例えば、”義援食”、”義援コーヒー”、”義援飲料水”、”義援映画チケット”など、みんながちょっとだけ多く支払って、必要とするものを寄付し、それを必要とするひとが無償で利用できるようにする。この中で、”義援食”のニーズは大きく、恐らく数日で西安市内に10軒以上のレストランに拡大するだろう。”我々は既に微博で「@義援食」のアカウントを登録し、いずれ正式に発表する。いまは数名のメンバーで運用ルールを策定しており、どのようにして人々が社会貢献がしやすく、子供の教育にもなり、同時に恵まれない人々が必要なモノを入手できるかを研究している。”

この”義援食”でレストランは損しないのか?陳里の説明では、レストランは損をすることはないという。市民が生活必需品を購入し、それを恵まれない人たちに寄付する。企業に全く負担をかけない。この運動を通して、貧富の差を改善することができるので、今後高齢者委員会や民政部門も巻き込んで取り組むつもりだという。

陳里はまた、メディアにもこの運動を関与してもらいたいと話す。メディアを通してこの運動に参加するレストランを公表する。全国共通のチケットを作り、A券とB券が合わせたチケットは、寄付者はA券を使い、B券を決めたところに貼り、それを必要とするひとがB券を取って商品を受け取れる。これによって、もっと多くの社会貢献を呼び起こすことができ、運動の参加率もきっと上がるだろう。

 

ソース:http://politics.people.com.cn/n/2013/0414/c1001-21129965.html

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