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赤字決算の上場企業トップ10


2013年4月17日、人民網

赤字企業10

2012年度の上場企業決算発表がほぼ出揃い、4月16日までに、合計1663社の上場企業が決算報告書を公表した。上場企業の決算データを見ると、中国遠洋は95.6億元(約1500億円)の赤字で、2年連続トップだった。このほか、業界低迷の影響を受けて、赤字決算トップ10の中、鉄鋼関連企業が半数を占めた。

4月16日までの決算発表の中で、2012年度で赤字だった上場企業は110社あり、赤字企業の割合は6.61%で、赤字総額は705億元(約1兆1100億円)に上る。まだすべての企業の決算結果が出揃ってないが、現時点で既に2011年度の赤字総額を300億元(約4700億円)以上上回った。データによると、2012年度上海A株の上場企業で赤字額が多いトップ10は、中国遠洋、中国アルミ、中国冶金、鞍山鉄鋼、馬鞍山鉄鋼、山東鉄鋼、華菱鉄鋼、中興通信、韶関鉄鋼、である。

統計では、赤字トップ10企業の合計赤字総額は481億元(約7600億円)で、その中、中国遠洋の赤字95.6億元(約1500億円)がトップであった。中国アルミは赤字82億元(約1300億円)で2位続き、中国冶金と鞍山鉄鋼がそれぞれ69.5億元と41.5億元で3位と4位に付けた。中国遠洋と鞍山鉄鋼は揃って2年連続赤字トップ10に入っており、要注意先の”ST指定”を受けた。また、トップ10に鉄鋼企業が6社入っている。

データによると、昨年世界の粗鋼生産量は15.5億トン、前年より1.2%増で、年間粗鋼生産量の記録を更新した。しかし、中国経済はマクロ的な緊縮財政政策の影響で、過去3年度の経済成長率は減速し、鉄鋼業は特にその影響を大きく受けた。中国工業通信部の統計によると、2012年度鉄鋼業の売上利益率はわずか0.04%である。

昨年の経済成長の減速で、原材料価格が上昇したにも関わらず、需要が減少し、販売価格も下落した。鉄鋼業全体が生産過剰となり、生産設備の稼働率が低いままである。原材料である鉄鉱石はほとんど輸入に頼っているため、中国の価格交渉力が弱く、粗利が低い。安信証券の上級投資顧問である何宏軍がメディアの取材に対して、これが鉄鋼会社が軒並み赤字に転じた原因であると分析した。

 

ソース:http://finance.people.com.cn/n/2013/0417/c1004-21172737.html

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