“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

海外ゴミの不正輸入が後を絶たない


2013年4月17日、人民日報

海外ゴミ

海外から1トン100ドル程度の海外ゴミが、商品名、梱包、証明書などを偽装することで不法に輸入し、分別加工を施すと、10倍以上の利益になる。これらの海外ゴミは環境や健康に悪い影響を与えることが懸念される。

蘇州市の中等裁判所が最近、大規模な海外ゴミの不正輸入案件に対して判決を言い渡した。被告2名はそれぞれ10年と7年の実刑判決を受けた。専門家は、海外ゴミの不正輸入ルートを断ちきり、監視を強化するとともに、厳正に罰則を科すことが重要であると述べている。

なぜ横行する? ”海外ゴミ”の不正輸入

近年、海外ゴミの不正輸入が頻発している。国際警察中国国家中心局から入手したデータによると、2011年末から2012年3月まで、南京税関だけでも5件の海外ゴミ不正輸入を摘発した。押収したゴミは4000トンあまりで、容疑者7名を逮捕した。

なぜ海外ゴミの不正輸入がそんなに多いのか?税関関係者によると、ゴミビジネスで大きな利益が得られるからだという。記者が調べたところ、海外ゴミは主に分別前の都市ゴミで、大半が紙くず、プラスチック、金属などである。これらのゴミを分別・精錬することで、大きな利益になる。

税関関係者が記者に対して、海外の仕入先はゴミで儲けるのではなく、本国のゴミ処理助成金で儲かる仕組みであると解説する。国内の仕入元にとっては、分別コストが低いことから、1トンの海外ゴミから10倍以上の利益が手に入る。

これらの海外ゴミにもリサイクルできないゴミが含まれているが、全体の8%程度であり、これらを専門のゴミ処理会社に処理を委託しても、1トンあたりたった60元(950円)程度である。

 

ソース:http://finance.people.com.cn/n/2013/0417/c1004-21163394.html

 

チャイナなう編集室