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占い外れて 客が100万円請求


2013年5月18日、浙江オンライン

占い師

占いが当たらなかったら、どうする?元々占いは迷信であるから、普通なら軽く話を聞くだけで終わるが、今回はエスカレートして裁判沙汰になった。

昨日午前、蕭山地方裁判所である案件の審理が始まった。傍聴した人たちは案件の奇妙さに頭をかしげた。

 

占いが外れた

昨年年末、楊さんの祖母が亡くなったので、楊さん家族が地元の占い師に、出棺の日をいつにすべきかを占ってもらった。

占い師は指折って占うと、”三日後がいい”との結果が出た。

楊さん家族は家に祭壇を作り、法事を始めた。しかし、法事に来た和尚は、”三日後?この日は”重喪”に当たるので、ダメだ!”と諌めた。どうやら、この日に出棺すると、家族にも不幸が下りると言い伝えられている。

楊さん家族がそれを聞いて慌てた。昨日の法廷で、楊さん家族の陳述によると、占い師に問い合わせたところ、占い師もその日に出棺するのは良くないことを認め、もう1日延期するよう勧めた。

しかし、楊さんの家族や友人に既に出棺日を知らせてしまった。1日遅れると、葬式に来てくれた来客に振る舞う食事が1日分増え、1テーブルが1500元(約2万5000円)で、全部で45テーブルあるので、合計6万元(約100万円)の追加出費となる。

この件について、占い師と楊さん家族の間で何度もやり取りがあって、結局6万元の損害賠償を払わされた。

しかし、占い師はこれを不服とし、楊さん家族に6万元を返すよう法廷に訴えた。理由は”不当に利益を詐取した”。

 

占い師が2万元を賠償

占い師が法廷に訴える前、楊さん家族を”金銭詐欺”で警察に通報している。いまのところ、警察はまだこれに対して対処方針を発表していない。

我が国の法律では、民事裁判より刑事裁判を優先する原則(注:”金銭詐欺”は刑事事件、”不当利益詐取”は民事事件)に則り、昨日の法廷では、その場で判決を言い渡さなかった。もし、警察が本件を”金銭詐欺”という刑事事件に該当すると判断した場合、法廷は本案件を警察に移管しなければならない。

同じような案件が昨年にも蕭山地方裁判所で起きている。その時、ある家が家を解体と新築する際、占い師にアドバイスを求めた。結局、家が新築して半年も経たないうちに、婿に来た新郎が病気で亡くなった。家族はこれは占い師の責任であると主張し、結局占い師は仕方なく2万元(約30万円)の損害賠償金を払った。

この案件は最終的に裁判官から示談を勧告され、結審した。示談の結果、家族の不幸は占い師のせいではないと認めると引き換えに、占い師は弁償した2万元を放棄することで示談が成立した。

どうやら、この業界は名誉が非常に大事のようだ。占い師も楽ではない。うっかりすると、お金を賠償させられるだけでなく、訴えられるかも知れない。しかし、いまの社会で、このようないざこざに、何と言えばいいのだろう。

 

http://news.qq.com/a/20130518/003761.htm

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