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大連退職警察が騎馬婦警の廃止を求める


2013年5月27日、中国青年報

騎馬婦警

本日午後、遼寧省大連市退職警官趙明が、市の公式サイトから規定に基づき、大連市騎馬婦警の馬飼育費を含む支出明細の開示請求を行った。大連市政府の公式サイトでは、当該請求が受理されたと表示されている。

趙明にとって、騎馬婦警は完全に市のイメージ作りのセレモニーでしかなく、それに費やすコストはあまりに莫大である。いま、警察官が不足しており、経費も足りない。なのに、一方で警察官が低い保障の中で身を粉にして激務に耐えているのに、もう一方では手厚い予算に守られて、のんびりと馬を飼って命令を待つという格差。彼は、実業務の立場から見れば、騎馬婦警のパトロールよりも、バイクや自転車で巡回したほうが、よほど効率的であると訴える。海外からやって来たサラブレッドたちは、馬自体が高値であり、例え馬は誰かからの寄贈だとしても、その飼育費用もバカにならない。”このようなことをやり続けると、どれだけの税金が無駄に消えてしまうのだろう!”

趙明は、彼が大連市政府公式サイトから情報公開を求める一部始終を撮影し、それを記者に提供した。彼が関係部署に申請した情報公開の項目には、騎馬婦警設立に関する審査・承認のプロセス、人員編成、収支報告、設立20年間に参加した治安、巡回、警備、交通整理、スポーツイベント及び儀式参加の具体的な出動時間、勤務時間に占める割合、及び社会にもたらす効果などで、議論や比較、取捨選択などを通して騎馬婦警の改革を進めようとしている。

1994年12月、大連は”中国初”さらに”世界初の編成騎馬婦警”を設立し、社会で大きな話題を呼んだ。2005年4月、全国各地域で大連をマネして騎馬婦警を設置する状況を見て、趙明はネットで意識アンケートを行った。彼は騎馬婦警は国の実情とかけ離れたものであり、警察の役割を果たしていないばかりでなく、税金の無駄遣いでもあると主張する。当時、政府の情報公開条例が施行される前だったので、ほかの原因もあって、ずっと放置されて来た。

”これは公安機関の職務と市民生活に関わる問題なので、これ以上の先延ばしはできない”。趙明は、騎馬婦警は観光向けという意味合いが強く、本来の警察の任務と合わないので、このような職務を超えた演出は旅行会社に任せるべきだと主張する。

 

ソース:http://politics.people.com.cn/n/2013/0527/c1001-21622342.html

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