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中国家庭はなぜ家政婦を好む?


2013年5月31日、参考消息網

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かつて、中国では家政婦を雇うことはブルジョワのやることと思われていた。しかし、いまでは一部の都市において、家政婦を雇うことがよく見られるようになっただけではなく、必要不可欠になりつつある。

中国の共働き家庭が増えるに連れ、家政婦は既に供給不足になっている。一部の雇い主は仕方なく、現行の市場価格を受け入れざるを得ない。28歳の王さんが詳しく紹介してくれた。”フル勤務の家政婦の相場はこうよ。週5日勤務、1日8時間、月給は4000元(約6万5000円)から5000元(約8万1000円)程度。残業になれば1時間50元で計算し、1日3食付き”。

北京のエンジニア会社で経理を担当する王さんは結局月額4500元(約7万3000円)で家政婦を雇った。”この家政婦は経験豊富のベテランだし、英語も少ししゃべれるので、ちょっと高かったけど契約した”。彼女はこのベテラン家政婦が自分の子供の”国際化”にプラスになるだろうと期待する。

王さんは、典型的な都市に住む若い中国夫婦である。彼らが中国国内における家政婦の需要を押し上げる。これら若い夫婦たちは、家で家事をする習慣がなく、共働きで、自分たちの”小皇帝”を面倒見てくれる優秀なひとを探している。

いまのところ、この大きくて、まだ管理が行き届かない家政婦市場における家政婦人口を示す公式データはない。アナリストによれば、登録された家政婦の数は1000万人を超えるという。「北京晩報」2012年7月の報道では、2015年までに、この数字は3000万に跳ね上がると分析している。

ただ、家政婦の給与水準にバラツキが見られる。過去6年で20名の家政婦を雇ったことのある張瑞音女史が教えてくれた。”北京市民は月給が高い家政婦を好む傾向がある。しかし、内陸の貧困地域から来た家政婦たちは経験がないので、月2000元(約3万2000円)でも一所懸命仕事してくれた。彼女らもいまでは6年前より月給が2倍以上になった”。

不思議なのは、中国家庭の家政婦に対するニーズがずっと増えており、特に”70後(1970年から1979年に生まれたひと)”と”80後(1980年から1989年に生まれたひと”の世代に集中している。ある北京の家政婦派遣会社では、顧客の80%が80年代生まれである。

家政婦派遣会社の広報担当の解説によると、”80後の夫婦は4人の老人と1人の子供の面倒を見ないといけないので、仕事との両立はとても大変である。彼らは子供の早期教育に特に重視しており、両親によって子供を甘やかされないように、家政婦に子供の面倒を依頼するのである”。

中国の法律では、外国人家政婦を雇うことを禁止しているが、フィリピン家政婦へのニーズが高まっている。理由として、彼女らは英語ができるし、仕事がとても一所懸命だからである。一部のフィリピン家政婦は斡旋企業を通じて合法的に中国で働いているが、不法滞在のフィリピン家政婦も数千人いると言われている。

ソース:http://china.cankaoxiaoxi.com/2013/0531/217557.shtml?bsh_bid=239822150

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