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資格の名義貸しで荒稼ぎ


2013年6月3日、労働報

資格名義貸し

卒業して仕事が見付からなくて悩んでいる卒業生がいる一方で、”資格名義貸し業”の準備に勤しむ人たちもいる。一級建築士、二級建築士、企業不動産登記士など、、これらの資格を取得し、証明書を企業に貸し出せば、毎年軽く数千元から数万元の収入を手にすることができる。

資格証明書に群がる建築業界

一級建築士証明書は毎年5万元(約80万円)、二級構造設計士証明書は毎年3万元(約50万円)、不動産登記士証明書は毎年6000元(約10万円)。これらの数字は給与の金額ではなく、資格名義貸しの料金である。資格証明書を必要とする企業に登録させ、報酬として一定の金額をもらう。本人は企業に在籍するわけではない。

名義貸しで何もしないで320万円

就職してわずか数年、彭さんの年収は20万元(約320万円)を超えた。しかし、この高収入の中には、給料以外の”副収入”が含まれている。

1987年生まれの彭さんは上海のある有名大学土木専攻の卒業生である。”この専攻で就職するのは結構難しいよ。海外でさらに勉強を続けるか、建築現場でのんびりキャリアを積むか、それとも全く専攻と関係ない専門分野で仕事を見付けるかしかないよ”。たまたま会った同級生が彭さんにこうアドバイスした。

”大学の時はすごく勉強したし、成績も良かった。同級生は専門の資格を取るよう勧めてくれた。ひとつは専門家になれること、もうひとつは自分の競争力を高めることができるので、私もなるほどと資格試験を受けることにした。”

その後、彭さんは一級設計士や安全管理技術者など、数枚の資格証明書を手に入れた。その時彼は、これらの証明書が彼にかなりの副収入をもたらしてくれるとは、まだ夢にも思っていなかった。

一級設計士の資格を取ってから2、3ヶ月過ぎたある日、ネットのチャットで知らないひとから友達申請が来た。名前の注釈に”名義貸し仲介”とあったので、好奇心から友達申請を受け入れた”。彭さんは仲介業者との出会いをこう振り返る。

仲介者は深圳に建築設計事務所があり、すぐに一級設計士の証明書を欲しがっていると伝え、彭さんはこれに応じて、資格証明書の名義貸しに同意した。あれから3年間、何もしていないが、合計20万元を手に入れた。しかも現金による一括払いである。

社会経験の少ない彭さんは”棚からぼた餅”ということがあるのが信じられず、仲介者に1時間以上に渡り質問し続けた。”結局基本的に名義貸しはそんなにリスクはないということで、やってみようと心に決めた”。暫くして、彭さんは証明書を仲介者に渡し、”先方の設計事務所が登録を完了させると、すぐにお金を仲介者経由で振り込んでくれた。”

ここ数年、彭さんは名義貸しの収入は勤める建設会社の給与を超えている。彼は記者に対して、あまり勉強する時間がないので、新たな資格を取るつもりはないが、周りの同級生たちは、名義貸しの旨味を目の当たりにして、みんな資格を取ろうと勉強に張り切っていると告げてくれた。

 

ソース:http://sh.qq.com/a/20130603/000007.htm

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