“チャイナなう”編集室 当サイトへの広告掲載に関するご相談は編集室まで!

優秀な人材 海外滞留率が87%


2013年6月6日、人民日報

4405

”我が国から流失する優秀な人材の人数は世界トップ。その中、科学やIT分野の海外滞留率は87%である”。先日、中央人材作業協議会事務所の責任者は取材に対して、世界規模で人材獲得競争が激しくなる今、もっと柔軟な政策と組織体制で競争を勝ち抜かなければならないとの見解を示した。

調べによると、中華人民共和国が建国して60年あまり、特に30年前から始まった改革開放政策のおかげで、我が国は人材が乏しい国から人材資源大国になり、豊富な人的資源を抱えるまでに成長した。2010年末、我が国の人材資源は全体で1.2億人に達した。中国における高等教育の著しい発展に伴い、高等教育への進学率は30%に上り、主要労働人口に占める高等教育以上の学歴者の割合は12.5%に達した。

中国科学技術院は、生物学/生物化学、計算機、物理、農業、数学、化学の6つの分野における世界最高水準の優秀な人材1907名を対象に調査した結果、世界最高水準技術者の在任者数ランキングでは、我が国は物理、数学と計算機の分野でリードしており、物理と数学は世界9位、計算機は8位であることが分かった。客観的に見ても、我が国は人材大国なるための基礎が出来つつある。

しかし、海外に流出した最先端技術者数も世界トップである。その中、科学とIT分野で海外滞留率は87%に達した。この責任者はまた、我が国の人材資源の規模、バランスと素質において、世界の先進国と比べると、まだまだ足りないところが多いと指摘する。特に最先端技術の研究開発者の不足、優秀な人材による起業が低迷、人材のバランスと配置が合理的ではない、人材開発の構造的障壁が依然解消されてない、人材開発への投資が少ないなど、”これらの問題は、戦略的に人材大国を目指すため、更に力を入れないといけない”。

いま、まさに”人材戦争”ののろしがあがり始め、多くの先進国は移民政策改革を通して、優秀な人材を惹き付け、定着させることに力を入れている。一部の発展途上国も負けじと人材競争の輪に加わる。ここ数年、我が国は”千人計画”を推進する中、既に百万人近い留学生が母国に戻って来た。その中、超優秀な人材が2万人あまり含まれている。”我々はこの勢いを維持し、更に柔軟な政策と体制で積極的に世界の人材競争に勝ち抜きたい”と、責任者は力強く言った。

ソース:http://www.chinanews.com/gn/2013/06-06/4899185.shtml

チャイナなう編集室