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タイミング悪い銀行システム障害に憶測


2013年6月23日、中国新聞網

4665中国で資産規模が最も大きい中国工商銀行が23日にシステムダウンが発生し、窓口での引き出し、ATM機での引き出し、ネットバンキング、テレホンバンキング業務がストップし、多くの支店で”機械故障”の張り紙を貼り、全ての業務を中止した。この障害は北京、上海、武漢、四川など多くの地域に及んだ。工商銀行は今回の障害はシステムのバージョンアップが原因であると発表したが、今回のあまりの”タイミングの良さ”に多くの憶測を呼んでいる。

中国工商銀行は国内に数万店舗の営業拠点を有し、テレホンバンキングの登録口座は1億を超え、EB契約顧客は2150万に上り、そのため、今回の障害の影響範囲はかなり広いと思われる。

23日午前より、国内の各SNSサイトや掲示板などで工商銀行の利用者から、銀行のシステム障害の影響で業務が止まってしまったとの投稿が多く寄せられた。

これに対して、一部の”勘が鋭い”人たちは、”これはハッカーによる攻撃ではないのか?”と分析する。特に最近、元CIA職員スノードンによる暴露が頻繁に報道されてから、”ネット攻撃”がホットなキーワードとなっている。人々は中国の銀行も攻撃の対象になるのでは?と心配する。

また、一部の人たちは銀行のシステム障害で自分たちの預金がなくなってしまうのではないかと心配する。システム障害が起きてから間もなく、ネットでいろいろな憶測が飛び交った。まさか工商銀行も資金枯渇しているのか?

近年の乱脈融資で資金枯渇に直面している銀行が増加し、多くの銀行は高利回りを売りにする金融商品を打ち出し、資金調達に躍起になっている。このことが真相を知らない一般顧客に、銀行の資金枯渇で自分の預金が無くなるのではないかと心配させている。

中国工商銀行はその後の記者会見での正式発表によると、6月23日10:35に銀行の基幹システムの取引件数が急激に低下する現象が発生し、窓口業務やオンライン取引が遅延し始めた。原因調査の結果、今朝未明に実施した基幹システムのバージョンアップが原因で、応急処置を実施して、11:27に全ての業務が正常に戻ったという。

工商銀行はさらに、今回のバージョンアップは定例の機能強化のための作業で、事前に通知していることを強調した。工商銀行は毎年何回もこのようなバージョンアップを実施しているが、今回のバージョンアップに不具合があったため、6月23日早朝の業務開始に伴う処理件数の増加が障害発生のキッカケとなり、その結果、一部地域の窓口業務やオンライン業務に支障を来した。

工商銀行の責任者は、”今回の業務遅延はシステム障害に起因するものであり、現在は全ての業務が正常に戻り、中国工商銀行は顧客に与えた不便に対して深くお詫びを申し上げる”との声明を出した。

ソース:http://money.163.com/13/0623/18/922TCCDJ00254TI5.html

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