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遺言登録予約ダイヤル サービス開始


2013年6月28日、新京報

4706昨日、北京市内の高齢者が短縮ダイヤル”96156”から遺言登録の予約ができるようになった。満60歳の高齢者がこの番号から無料で遺言登録を予約することが可能になり、同様なサービスがネットからでも利用できる。

同時に、多くの高齢者は遺言を残す際、子供に知らせたくない場合が多く、そのため亡くなったあと、遺言が”行方不明”になることが多かった。このため、中国で初めての遺言証が昨日から導入され、これがあれば、高齢者が遺言を登録したことが分かる。これを偽造した者は有価証券の偽造と同じ罪に問われ、最高7年の実刑が科される。

1万人を超える遺言登録希望者

今年3月、”中華遺言庫”が北京でスタートし、中国で初めての高齢者向け遺言登録サービスとなる。60歳以上の高齢者は無料で遺言登録、保管及び伝達のサービスを利用できる。

昨日、中国高齢者事業発展基金会の副秘書長である傅双喜によると、この3ヶ月で既に1万2000人あまりの高齢者が遺言登録を予約し、800人の高齢者が既に遺言書の作成を完了している。

”中華遺言庫”のスタッフの話では、予約受付電話はずっと鳴り止まない状態だという。電話が通じないから、直接事務所に来て行列を作る高齢者もいれば、中には電話が通じないことを市長直通の短縮ダイヤル(12345番)に苦情を入れた高齢者もいた。

遺言予約難を解決するため、昨日から中華遺言庫は予約電話を北京市の公益サービス専用の短縮ダイヤルに移行した。60歳以上の高齢者は短縮ダイヤル96156をダイヤルすることで、無料で遺言登録を予約することができる。同時に、中華遺言庫の公式サイトと北京市公益サービスサイトでも予約することができる。

調査した結果によると、中華遺言庫のサービスは北京市の高齢者だけでなく、市外の高齢者も利用することができる。いま、遺言庫はほかの地域におけるプロモーション活動の準備に着手しており、ニーズが多い都市から逐次サービス拠点を増やす予定である。合わせて、遺言登録件数が膨れ上がる現状に対して、遺言庫は年内に記録領域の容量拡張を計画している。西交民巷にある最初の登録センター以外に、北京市内に登録センターを増設計画もある。

初めての遺言証明書

取材を通して、多くの高齢者は家庭内トラブルを避けるため、遺言を書いても子供には言わない。中華遺言庫の責任者である陳凱弁護士によると、半数以上の高齢者は遺言のことを家族に教えたくないと思っている。”しかし、これには別のリスクがある。高齢者が亡くなっても、家族は遺言の存在を知らない場合がある”。

もし、高齢者が亡くなって遺言が”行方不明”になると、高齢者の希望通りに遺産を分配することが困難になり、言い換えれば遺言の内容が実現できないということになると陳凱が解説する。

このため、中華遺言庫は昨日、中国で初めての遺言証明書を発表した。”遺言証”は電子透かし、電子バーコードなど14の偽造防止技術を導入している。高齢者は遺言証を戸籍謄本や不動産謄本などの重要書類と一緒に保管し、亡くなった時は家族が容易に見付けることができる。遺言証を見付けた人は中華遺言庫に問い合わせれば、自分に関連する遺言があるかどうかを確認できる仕組みとなっている。

ソース:http://www.bjnews.com.cn/news/2013/06/28/270592.html

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