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南京〜チベット自転車70日の旅


2013年7月3日、揚子晩報

4759南京出身の青年が自転車で南京からチベットまでの5000キロを走破し、元々90キロあった体重が18キロも痩せた。2ヶ月あまりの自転車の旅で、31歳になる男性には多くの収穫があったようだ。途中で見た景色と、自分の力でこの旅を成し遂げたことに満足げだった。

仕事を辞めて旅に出る

31歳の許布によると、今回チベットの旅を思い付いたのは、自立の30代になった記念に何かとんでもないことをやって、青春を悔いのないものにしようと思ったのがキッカケとのこと。

許布は大学時代の同級生葛鈞杰と相談したところ、ふたりの意見が一致し、すぐ旅に出る準備を始めた。

当時、許布は自動車修理工場の中間管理職だったが、チベットに行くために彼は会社を辞めた。彼いわく”仕事はまた探すことができる。お金もまた稼ぐことができる。でも青春はいましかない。これを逃してはいけない。”

家族の了解を得て、許布と葛鈞杰の”青春の旅”が始まった。

突然の大雨、民家に宿泊

許布と葛鈞杰は四川〜チベットルートでチベットに向かった。高山を超え、急流を渡り、道中は道がきつくて危険だったが、周りの景色は素晴らしかった。

許布は毎日最低10時間自転車に乗り、120キロの距離を移動する。時には急ぐために、もっと長い時間自転車に乗り続けることもある。

始めのころは、自転車に乗るのがきつく、体力の消耗が激しかった。太ももの筋肉痛を和らぐため、毎日紅花油を塗ってマッサージした。

2週間後、たいぶ旅に慣れて、毎日10時間自転車の乗り続けても平気になった。

旅の中で、最も印象に残ったのは、途中チベットの地元民に助けられたこと。その日、彼らが高爾寺がある山から下りる時、道はぬかるんでいて、空から雨が滝のように落ち始めた。彼らが孤立無援の絶望に陥っている時、突然目の前に民家が見えた。まるで難波船が灯台の光を見付けた時のようだ。

チベット地元民は彼らを家に入れ、着替えの服を与え、美味しい晩御飯をご馳走してくれた。あの時の香り高いお酒と新鮮なラム肉は、彼が人生の中で食べた一番の御馳走であると、許布は当時のことを振り返る。

危うく崖に転落

72連続カーブは全国でも有名な”悪魔のルート”である。”この道を走る時は充分に注意してのに、やはりトラブルが起きた。”
一緒に走っている仲間のひとりが、自転車のブレーキが故障し、自転車が止まれず、そのまま崖の下に落ちた。幸いなことに、落ちる時に木の枝に引っかかり、なんとか一命を取り留めた。

2012年5月20日に南京を出発し、8月1日に、70日間の行程で、許布はやっとエベレスト麓のキャンプ地に到着した。

精神的に穏やかになった

家に帰って体重を計ると、出発前は身長180センチ、体重90キロだった青年が72キロになっていた。18キロも痩せた!

”ダイエットするなら自転車でチベットに行くといい。しかも効果抜群だ!”許布は笑いながら言った。

親は子供が無事に帰宅したのを見て安心し、子供がこれを成し遂げたことを誇りに思った。許布の奥さんや友人も彼のことを絶賛し、スリムになった許布を見て、奥さんは恋愛当時の許布にそっくりだとからかった。

許布は記者に対して、今回の旅で彼の考え方が大きく変わったと告げた。彼によると、以前は何事をするにしても、すぐ結果を求めようとしたが、いまは心が穏やかになり、何事に対しても落ち着いた対処できるようになったという。

ソース:http://www.yangtse.com/system/2013/07/03/017842193.shtml

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