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輸入車の中国販売価格が海外の3倍以上


2013年8月18日、騰訊新聞

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同じ型の輸入車が中国での販売価格は133.9万元(約2100万円)に対して、アメリカではわずか35万元(約560万円)。国内は海外と比べて100万元高いだけでなく、更に追加費用もかかる!セールスマンは皆関税が高いと口を揃えるが、果たして本当なのか?

工場からの出荷価格が52万元(約830万円)の輸入車は、全ての税金や手数料を入れても130万元(約2000万円)程度だが、車販売店での価格は最低でも189万元(約3000万円)!全く暴利を貪っている!

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実際、輸入車の利益幅が大きいことは業界内で周知の事実。人気輸入車は品薄のためしばしば値上げするのは良くあること。”近年、国内自動車市場の成長率が減速する中、輸入車市場の競争も激しくなったため、輸入車の価格が全体的に下降傾向にある。このため、消費者は輸入車に対して自然と利益が高いと思い込む傾向にある”と業界関係者の分析もある。

ただ、外部の意見に対して、世論の厳しい目に晒されている輸入車メーカーにも言い分がある。BMW中国の広報担当の楊さんはこう説明する。”BMWの年間報告書によれば、我々の年間税引き前利益率はだいたい9%〜11%の間。ただ、業界では自動車メーカーの利益水準に関する基準がないため、企業として外部から”高利潤”と言われようが、答えようがない。”

このほか、ある日系高級車メーカーの責任者は、国内車と輸入車の販売コストの違い、販売店の運営コストの違い、国ごとの税制の違いなどの要因が、中国市場と他国市場での販売価格が異なる原因になりうるとの見解を示した。

この責任者はまた、自動車市場の需給関係の変化で末端販売価格が下がったからと言って、自動車メーカーの利益率が高いと判断してはいけないと付け加える。それ以外に、市場投入コスト、企業運営コスト、税負担などの負担も増え続けていることにも目を向けなければならない。

ある業界関係者は、中国の税制では、輸入車は3種類の税を納めなければならないという。すなわち、関税、消費税と増値税。
排気量4000ccを超える輸入車は最高税率で徴収される。税金を含む価格は元の価格の2倍以上になる3000cc〜4000ccの輸入車は平均課税率は本体価格の95%。2500cc〜3000ccの輸入車の税率は66%。

しかし、現状多くの輸入車の販売価格は海外の2〜3倍。このことからも、企業がこの中で得る利益はやはり大きいと言える。

これに対して、国内の某輸入車関係車によると、我が国の自動車輸入会社は通常、輸入、販売、アフターサービスなどの業務を総代理店に委託し、総代理店が国内各地での営業販売を一手に引き受ける。これは自動車の総代理店がほかの販売店に対して絶対的な支配力を持つことを意味する。このため、輸入車の末端販売価格は多かれ少なかれ総代理店や製造メーカーの制約を受けると考えられる。

この問題を解決するには、政府と自動車協会が調査を実施し、輸入車メーカーと販売店の最大利潤点はどこにあるのかを明らかにすることで、初めて抜本的な輸入車価格の構造改革を実現することができる。

ソース:http://news.qq.com/a/20130818/003580.htm

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