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微信で親こっそり子供を監視


2013年8月20日、広州日報

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最近の若い人たちは連絡用に微信(中国版LINE)を好んで使うので、子供の行動を把握するため、親が微信に登録し、匿名で子供と”友達”になり、子供が参加するグループに潜伏するケースがあるようだ。これに対して、子供たちは”自由がない”、”自分たちの居場所がなくなる”と反発し、友達グループから親をブロックする子供もいる。

”やっと子供のQQ(チャットアプリ)問題が解決したと思ったら、まさかQQに代わって微信が出て来るとは。めまぐるしい変化に大人たちはもう付いて行けないよ”。ある広州市在住の母親はこう愚痴をこぼす。子供が微信をやっているのを見ると、ネットによる悪影響を心配するあまり、この母親もこっそり微信を始め、匿名で子供と”友達”になった。

広州市越秀区に住む劉さんの息子は市外の高校に通っている。子供との電話はいつも数分で終わるので、彼女は息子は内向的で感情表現があまり得意ではないと思い込み、ほかの子供が何でも親に打ち明けるのを見て、彼女は内心焦っていた。今年に入ってから、彼女は息子の同級生から息子が微信をやり始め、微信では頻繁にコメントしていると聞かされた。

そこで、劉さんは会社の若い同僚の助けを借りて微信に登録し、こっそり匿名で息子をフォローし始めた。”特別な意図はないのよ。毎日息子が何をやっているかを知りたいだけ。危険なことがなければいいけど”と劉さんは吐露する。

劉さんの同僚廖さんも昨年から微信を始めた。実は、廖さんの娘は大学生で、最近どうやら恋をしている。娘の行動を監視するため、廖さんは娘の書き込みとその友達のコメントをチェックしている。”若者は衝動的で、感情的な行動に出やすいから”と廖さん。

廖さんは、この”仮の姿”を借りてずっと娘の”友達”になって娘の友達グループに潜入し、子供の成長をずっと見守って行きたいと話す。しかし、数日も経たないうちに、廖さんの計画は失敗に終わった。

娘をフォローしているのがバレて、娘からブロックされたのだ。お母さんの粘り強い説得の末、娘は渋々”友達”になることを許した。”許してくれたのはいいけど、いまは微信で何もコメントしなくなった。どうやら潜伏計画は失敗だったみたい”と廖さんは仕方なく言った。

昨日、10名ほど中高年の親を取材したところ、微信を始めている親は6名いた。その多くは、子供と交流するために始めたと答える。そのうち5名は子供と”友達”になっている。

親たちにとって、微信で一番注目しているのは自分たちの子供である。”我々の年代は、こういう新しいモノにあまり手を出さない。微信をやっているのは、子供と近付きたいから”。取材に応じてくれた親の中に、子供にブロックされた経験を持つ親もいる。

ソース:http://news.dayoo.com/guangzhou/201308/20/73437_32107153.htm

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