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地下レースに改造車集合


2013年8月26日、新京報

4951夜の11時過ぎ、1台のフォルクスワーゲン・シロッコが都市高速空港線の2車線を縫うように疾走し、すぐその後ろに、1台のフォード・ムスタングがそれを追いかける。追い付かれそうになったシロッコはさらにアクセルを踏み込む。2台の車は互いに譲らず、同じ目的地ーー”東貝レース場”と呼ばれる北京市北東部にあるストリートーーに向かって走り去った。


現場は熱気ムンムン

楼梓庄橋を東に曲がって下ると、”ドドドド”というエンジン音があっちこっちから聞こえ、1台の白いセダンがドリフトしながらその場でくるくる回っている。時たま脇の車線を大型トラックが通り過ぎるが、それを気にする人はいない。

”レース場”はまっすぐに伸びた道路で、全長約1キロ、幅10メートルの道路の両側には、既に見物の若い男女で溢れ返っている。シロッコ、ムスタング、ニッサン、ベンツなど数十台の車がレースの順番を待っており、殆どが改造車で、1台数十万元から百万元以上もする高級車だ。ここでこれから車のゼロヨン・レースが行われる。

道路南側のスタート地点では、2台の改造車は轟音を響かせ、リア・タイヤは高速回転しながら路面の上で空回りし、車は今にも走り出そうにパワーを貯めている。

”クラッチを切った状態で、ブレーキを踏みながらアクセルを開けている。もうすぐスタートだ”。周りの観客のボルテージが一層高まる。

車の間に審判員が立っており、2台の車がスタートラインを超えてないかをチェックしている。

そして、審判員が両腕を上げると、観客たちが自然と道を空けるように後ろに下がった。

4951-2”3、2、1、ゴー!” 審判員が力一杯に両腕を振り下ろすと、2台の車は瞬く間に目の前を飛び出し、車が巻き起こした風は横にいた女性のスカートを巻き上げ、焦げ臭いにおいがあたりに充満した。

”めっちゃ速い”、”すご過ぎる”・・・観客は身を乗り出して繰り返し歓声をあげた。


深夜1時過ぎまで、数十試合のレースが行われた。
”どの車が好き、どのドライバーが気になる、誰と知り合い、そんなことでレースの相手を決めている”。ひとりのドライバーが教えてくれた。ここにいるドライバーはみんな知り合いで、みんなカーレースの愛好家で、お互い良く知ってるとのこと。

改装に20万元(約300万円)

改造車暦4、5年のあるドライバーによると、カーレースは一種の趣味で、とても刺激的だという。この道路はまっすぐなので、ゼロヨン・レースに適している。”ここはドライバーが最も多く、一番規模が大きい地下レースだ”。彼はここのレースに参加するようになって半年になるが、先週パトカーがこの道路の両端を封鎖し、改造車は一網打尽にされた。

このドライバーによると、毎年の秋、八達嶺空港の近くで、正規のサーキットで改造車レースが行われるという。”サーキットではドリフト走行も楽しめるが、ここはまっすぐだから、ゼロヨンしかできない”。

”ホイールを変えて、車高を低くし、リア・スポイラーを付けた。このほか、シリンダーと車軸を交換し、車全体を軽量化して、サスペンションとブレーキを全部変えた。全部で20万元を使ったかな”とある匿名のオーナーが紹介してくれた。  昨日、朝陽交通支隊は既に市民から申告があり、違法行為について今後さらに調査を進めると表明した。

ソース:http://www.bjnews.com.cn/news/2013/08/26/280214.html

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