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海外から注目される中国企業トップ9


「参考消息」が2013年における海外メディアの中国企業に関わる報道を総括した結果、最も海外メディアの注目を集めた企業トップ9は以下のようになった。

※評価は主に英国フィナンシャルタイムズ誌、米国ウォールストリートジャーナル誌、ロイターなどの海外メディアが報道した回数と、グーグル・ニュースでの注目指数に基づいて行った。

 

21、華為(ホワーウェイ)
事業分野:通信
海外メディア注目指数:402.4
年間キーワード:目を見張る拡大戦略
海外メディアの報道:
■華為はいま目を見張るスピードで拡大を続け、事業範囲を農村から都市へ、新興国から先進国へに広げている。(「日本経済新聞」)
■アメリカ市場から閉め出されたため、華為はそれ以外の場所、特にヨーロッパ大陸とイギリスで事業拡大しなければならなかった。当該企業は経営の透明性とグローバルスタンダードの準拠を掲げることで、消費者から業界に対する信頼を勝ち取ろうとしている。(米「大西洋月刊」)
■華為は薄さわずか6.18mmの世界一薄いスマホAscend P6を発表し、高機能スマホ分野でアップルとサムソンに挑戦しようとしている。(インド Rediffサイト)

 

32、聯想(レノボ)
事業分野:パソコンと関連商品
海外メディア注目指数:363.4
年間キーワード:グローバル戦略
海外メディアの報道:
■レノボは既に世界最大のパソコンメーカーとなっている。その著しい成長はM&Aによる部分が大きいが、当社が成功した秘訣は徹底した現地化である。レノボ傘下の日本法人では、殆ど中国人社員を見ることはない。(「日本経済新聞」)
■パソコン業界の巨頭であるレノボ・グループは企業イメージを変えようとしている。それは当社が世界に影響力を持つ世界最大のパソコンメーカーとしてのイメージを強調することで、中国企業であることを打ち消そうとしている。(米「ワシントンポスト」)
■パソコンでは、レノボはIBMとNECのパソコン事業を買収したことで、世界一の座に就いた。次の狙いはスマホに定めたようだ。(「日本経済新聞」)

 

43、中国石油(シノペック)
事業分野:石油、天然ガス、化学製品
海外メディア注目指数:102.8
年間キーワード:油田買収
海外メディアの報道:
■中国はカザフスタン最大のカシャガン油田に出資することで、中央アジアでの影響力を一層強めている。ロシアの“裏庭”であるカザフスタンは、いずれ中国の石油資源確保の一役を担うことになるだろう。(ロイター)
■中国で石油と天然ガスの生産量トップのシノペックは11月、ブラジルの国営石油企業からペルーにある3箇所の油田権益を買収したと発表した。契約が確定すれば、今年シノペックが海外油田の購入金額は118億ドル(約1兆2000億円)に達する。(英「フィナンシャルタイムズ」)
■シノペックは11月28日、エクソンモービル社からイラク西クルナ油田の1期技術提供契約の25%権益を取得したと発表した。この技術提供プロジェクトに参画することで、当該企業の中東地域における油田開発事業の強化につながる。(ロイター)

 

54、騰訊(タンシュン)
事業分野:インターネットサービス
海外メディア注目指数:96.2
年間キーワード:微信(中国版LINE)ブーム
海外メディアの報道:
■騰訊は欧米企業よりもさらに優れたビジネスモデルを作り上げた。騰訊も無料のサービスを提供しているが、競争他社と違うのは、当社は数億の顧客を抱えるという強みを活かし、有料ゲームや決済サービスを提供している点にある。(英「エコノミックス」誌)
■近年の騰訊の成長を牽引しているのは微信である。この強力な牽引力は騰訊をFacebookの影響圏から脱出させた。微信ユーザは既に2億を超えたが、2012年末の時点はわずか8500万であった。(米「フォーブス」誌)
■業界関係者によると、もし騰訊が位置情報サービスを開発すれば、例えば携帯電話からレストランやショップを探せるようにすれば、当社はアリババに対抗できる可能性がある。(ブルームバーグ)

 

65、百度(バイドゥ)
事業分野:インターネットサービス
海外メディア注目指数:92.8
年間キーワード:技術革新
海外メディアの報道:
■米「フォーブス」8月に”世界最もイノベーティブな企業100”を公表し、アジア企業で最も上位にランキングされたのは中国最大の検索サイト百度で、6位にランキングされた。(韓国「朝鮮日報」)
■百度は19億ドルで“91無線”という携帯電話アプリ開発企業を買収した。この買収は携帯アプリの海賊版に大打撃を与えることになり、当社の海賊版は中国では広く流布していた。(米「ニューヨークタイムズ」)
■百度は優酷土豆(中国大手動画配信サイト)と中国動画配信市場の覇権争いをしている。グーグルがYouTubeのサービスに力を入れると同じように、百度も動画配信サービスを最優先事業と位置付けている。(米「ウォールストリートデイリー」)

 

76、アリババ
事業分野:電子商取引(EC)
海外メディア注目指数:92
年間キーワード:上場への迷走
海外メディアの報道:
■アリババがリークした情報によると、当社はIPOを延期する模様だ。銀行アナリストは、アリババがIPOの延期を表明したことは、当社が背伸びをせず、香港市場への上場を目指すのではないかと分析する。(英「フィナンシャルタイムズ」)
■アリババグループ傘下の天猫(B2Cサイト)で“独身者の日(11月11日)”祭りの狂乱振りは、中国EC王国の新たな伝説を作り、EC分野が中国経済成長の新たな推進力であるとの議論に火を付けた。(シンガポール「聯合早報」)
■人材確保はアリババと騰訊と百度が繰り広げる新たな戦場となっている。アリババグループの今年の新規採用で、2012年の4倍の優秀な卒業生を採用し、2倍以上の初任給を提示した。(台湾「中央社」)

 

87、万達(ワンダー)
事業分野:不動産
海外メディア注目指数:71.8
年間キーワード:映画王国
海外メディアの報道:
■中国長者番付トップの大連万達グループ会長の王健林氏は、総額300億元(約5000億円)を投じて映画制作会社を設立し、さらにこの会社を世界最大の映画制作会社にすると宣言した。(米「ウォールストリートデイリー」)
■「フォーブス」誌によると、アメリカのAMCエンターテイメント持ち株会社を買収し、さらにイギリスの豪華クルーズ製造メーカーも買収した億万長者は、大連万達グループ会長の王健林氏で、氏は中国長者番付のトップに君臨した。(AFP)
■大連万達はイギリスの豪華クルーズ船メーカーのSUNSEEKERを買収したほか、ロンドン中部に商業施設を建設する計画があり、これらの動きは大連万達が国際化の道を歩み始めたことを示すとともに、国内の豪華クルーズ船に対する関心が高まっていることを意味する。(香港「南華早報」)

 

98、双匯(スアンホイ)
事業分野:食品飲料
海外メディア注目指数:68.8
年間キーワード:米企業買収
海外メディアの報道:
■Smithfield食品会社の株主は双匯国際持ち株会社が47億ドル(約4800億円)で当社を買収することを承認した。これは、これまで最大規模の中国企業による米企業の買収案件である。(米「ウォールストリートデイリー」)
■信じられないほど巨大産業となった中国の豚肉業界はまだ技術的には原始的なレベルにある。今回の買収は瞬間的な技術移転が目的で、スパイ活動とは全く関係なく、単純にお金の問題である。(米「ニューヨークタイムズ」)
■中国の養豚企業は膨れ上がる中国の中産階級のニーズに応えることができなくなっている。双匯は中国で最大の豚肉加工企業で、中国商務部のバックアップを受けている。(ドイツ「ディヴェルト」)

 

9、小米(シャオミー)10
事業分野:携帯電話メーカー
海外メディア注目指数:61
年間キーワード:急速成長
海外メディアの報道:
■小米の株価総額は中国株式市場の5%前後を占めており、アップルを超えた。小米の成功原因を最もシンプルに言うなら、それはうまい価格戦略である。小米の携帯電話は高くもなく、安くもない。(米「ザ・アトランティック」)
■小米の経営者は特にユーザー体験を大事にする。この点において、アップルをも上回っているとも言える。アップルはユーザーに強烈なインパクトを与えることで、ユーザーが自分の好みで商品の機能とその善し悪しを決めることをさせなかった。(米「タイムズ」)
■この企業はグローバル企業になりたいという欲望を隠そうとしない。グーグルのヒューゴ・バーラを役員に迎えたことは、間違いなく小米がいよいよ海外で携帯電話を販売しようとしているサインである。(米「フォーチュン」)

元記事:http://media.sj998.com/html/2014-01-07/436099.shtml

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