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育児費用:10年で600万円


1幼児教育で年間4万元(約60万円)

ふたり目どうしよう?新政策でふたり目を産むことができるようになった劉芳芳はずっと決めかねている。

数日前、彼女は娘の養育費を統計して見ると、10年間で合計35.5万元(600万円)だった。そのうち、子供の塾代が30%を占め、特に2013年の特別強化クラスの授業料だけで42,720元(70万円)もあった。“娘はまだ小学4年生なのに、もう35.5万元もかかっている。だから、ふたり目を諦めて、ひとりをちゃんと育てるに決めた”。普通の会社のOLとして、劉芳芳は子供を育てることの難しさを嘆く。取材した結果、多くの親は子供の教育を重視し、教育に使うお金もずっと高止まりのままであることが分かった。

調査:7割の子供はひとつ以上の習い事をしてる

劉芳芳の娘は幼稚園に入ると、すぐに学習塾に通い始めた。3歳から習い事を始め、5歳と6歳の時は、毎週週末はスピーチ、お描き、習字とダンスの塾に通った。“4つの塾の中で、2つは幼稚園がやっているクラスで、毎週決まった曜日に幼稚園が終った後、お描きと習字を習う。殆どすべての子供が参加してる。1学期600元(1万円)で、そんなに高くない”。スピーチとダンスはそれぞれ年間1300元(2万2000円)。このふたつを選んだのは、将来子供が人前に出る時、女らしくなって欲しいからだという。

多くの親は劉芳芳と同じように子供の才能を伸ばすことに熱心なため、習い事の年齢はどんどん下がっている。年長組の親たちを取材したところ、約7割の子供はひとつ以上の習い事をしていることが分かった。男の子は囲碁、テコンドー、書画が多く、女の子はスピーチ、ダンスと書画が人気だ。授業料は1回40元〜50元(600円〜800円)が相場で、1回100元(1600円)もする音楽鑑賞、ロボット教育、楽器などのクラスも受け入れられている。ただ、親たちは勉強をさせることに熱心だが、本当に効果があるのかについては、それほど熱心ではない。

章さんは娘にダンスを習わせようとした。ツツジアクターズスクールが名門だと聞いて学校に問い合わせたところ、4歳半からダンスを習うのは既に一番いい時期を逃してると聞かされた。いまでは、彼女の子供は2つの課外塾に通っている。ひとつは音楽とリズムを習う塾、もうひとつはロボットを組み立てる塾。ふたつ合わせて毎週の受講料は180元(3000円)で、それに付きそう大人にかかる費用は含まれていない。

分析:プロを目指す幼児教育が授業料を押し上げている

いま長沙市小学校は無料教育となっており、子供の基本教育にかかる費用は非常に少ない。しかし塾などにかかる費用は留まるところを知らず、親へのプレッシャーはますます重くのしかかる。

2“ダンス:1,300元(2万2000円)、CG:5,800元(10万円)、英会話:10,000元(16万円)、ピアノ:11,520元(19万円)、数学:2,100元(3万6000円)、フィギュアスケート:12,000元(20万円)。子供教育費は年間62,220元(100万円)で、そのうち塾の授業料は42,720元(73万円)”。娘の2013年の教育費を見て、劉芳芳は驚いた。子供の教育費は彼女の年収にあたり、塾に払ったお金は年間総支出の68.6%にも達する。

支出リストを分析した結果、彼女は子供にいい塾に通わせようとした自分の教育方針が出費を押し上げたことを認めた。例えばフィギュアスケート、どうせ遊び感覚でやるなら、いずれプロになれるように専門のコーチを付けたほうがいいと考えた。1時間260元(4000円)のスケート場にいると、1秒1秒がまさにお金が流れ出る音が聞こえる思いだった。

かつて教育ママだった彭さんは子供の塾にかけるお金は最終的に子供の素養につながるので、子供の明るい将来と豊かな人生に必要なことで、これは金銭で計り知ることはできないと考える。彼女の娘は小さい頃から琴を習い、有名演奏家の1回80元(1300円)のレッスンは十数年前の相場。いま琴を習う場合、張さんのようにちょっと有名な先生に教えてもらおうとすると、レッスン代は1時間300元(約4800円)〜で、指で弦を弾く間に時間があっという間に過ぎ、同じ先生である張さんがこんな高収入な副業ができる琴の先生が羨ましかった。

市場:子供ふたりの家庭でも塾費用は減らない

劉芳芳の娘がまだ幼稚園の時、塾に使ったお金は子供に使ったお金全部の半分ぐらいで、そこまで突出してなかった。子供が大きくなるに連れて、塾をどんどん増やしたため、2013年はピークに達し、週に6つも塾を通うことになり、塾費用が4万元を突破し、教育費の総額も6万元を超えた。

この金額を聞くと結構高いという印象を受けるが、お母さんたちにとって、これぐらいは普通レベルのようだ。ネットである母親が自分の子供に対する支出と比較したところ、大して変わらなかった。彼女の息子が通ってる声楽のレッスンは1回300元(4800円)で、年間だとやはり1万元を超える出費となる。子供を持つ李さんは、子供の勉強への出費は小雨のように、毎回数百元や数千元程度であまり気にならないが、チリも積もれば結構な金額になるとため息を漏らした。

これは教育機関にとって大きな市場となる。長沙佳音、シャンシャン、天才ベイビーなど、英語と音楽を組み合わせた教育施設のスタッフは、才能育成教育は子供間でシェアすることができないので、一人っ子だろうが、子供ふたりの家庭だろうが、子供ひとりあたりにかける教育費は減ることはないだろうと見ている。

元記事:http://m.news.cn/entityitem/1907/20140117/7011220_-1_x_.shtml

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