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微信に押される微博


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顧客に電力会社の公式微信サイトの登録方法を教える店員(江蘇省電力会社営業所にて)

 

海外メディアの報道によると、いま中国の微博(中国版ツイッター)のユーザー数は2.81億人まで減少し、これは2010年からの公開開始から始めての減少となる。不動産仲介会社に勤める杜さんは既に半年近く微博にログインしてないという。

彼は微博と携帯電話に対応した微信(中国版LINE)を比較していわく、“微博は単調で退屈だ。中の投稿もありきたりのコメントが多い。私はもう微信に切り替えた。微信のほうがもっと親しみがあって、みんなが本音を語っている。”

微博への興味を失ってしまったユーザーは杜さんだけではない。ネット上での言論統制が厳しいことと、ユーザーがネットを利用する媒体がパソコンから携帯電話に変わって来たことから、昨年だけで約2800万人のユーザーが微博の使用をやめてしまい、その割合は微博ユーザー全体の9%に相当する。

微信のように携帯電話を使った即時通信サービスにとって、中国ならではの政治事情が追い風となった。中国インターネット通信センターが先月発表した半年1度の報告によると、昨年の携帯電話即時通信サービスの利用者数は7900万人増え、全体で4.3億人に達し、増加幅は22%。

報告書では、実際昨年微博をやめた人の中で、微信に切り替えた人の割合は37%だったと分析した。

ネットウォッチャーによると、確かに微博のようなメディアが政府を神経質にさせたことが、ユーザーを微信のようなサービスに切替させた一面もあるが、絶えず変化し続けるソーシャルメディアを象徴するような現象と捉えることもできるという。

このような状況の中で、微信がどんどんファンを獲得して行くのは驚くことではない。なぜなら、微博に比べて、微信のほうがより秘匿性が高いからだ。

例えば、微信では、記事はグループ内でしかシェアできない。これが政府が最も恐れる大衆煽動の可能性を低くするので、シェアする側ももっと本音で物が言えるようになった。

このほか、微信ではゲームもできるので、これが微信のエンターテイメント性を高め、ユーザーの人気を集めた一因でもある。

 

元記事:http://china.cankaoxiaoxi.com/2014/0210/345289.shtml

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