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ひと目で分かる中国の市場競争 パート2


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タブレットPC:普及へ

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昨年は約1/5の企業がタブレットPCに対して興味ないと答えが、今年は同じような考え方の人は3%も満たない。これはタブレットPCがかなり普及していることを意味する。

アンケートに答えた企業の多くがiで始まる端末を選ぶ。元々高くないiPadにさらに安いiPad miniが発売されると、多くの人にとって買いやすくなって、約85%の企業はそれを選んでいる。

アマゾンのKindle Fireも中国での販売を開始したが、反応はイマイチ。中国国内はまだアメリカのように電子書籍や映画をネットで購入する環境がないので、それらのサービスとの連携が唯一の強みであるKindle端末は、中国ではただの値段がそこそこのAndroidタブレット端末に過ぎない。

 

ノートブックPC:アップルが1位に

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今年の調査で、アップルはThingPadを抑えて、法人企業に最も選ばれるノートブックPCとなった。この結果となった大きな原因は、iPhoneが携帯電話市場で作り上げたブランドイメージがノートブックPC市場にも影響を与えたと考えられる。

ユーザー数の拡大に伴い、中国国内のネットバンキング、オンラインチケット販売、変換入力などのサービスや機能もMac対応が増え、ユーザーもそれについて心配する必要はなくなった。

それに比べて、インテルとマイクロソフトの支援を受けたパソコンメーカーが発表したタブレット/ノート両用PCは、あまり反響が良くなかった。

 

単焦点カメラ:スマートフォンの挑戦に直面

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キヤノンは依然最も人気の高い単焦点カメラのメーカーで、市場シェアも大幅に上昇した。これはキヤノンの豊富な商品ラインナップによるところが大きい。

中国消費者の消費行動はまず初心者向けのデジタルカメラから始め、その後単焦点カメラにステップアップする。デジタルカメラでの高いシェアはキヤノンのブランドイメージに盤石な基盤を作った。しかも、この会社は中国でのプロモーションにすごく長けている。

将来、スマートフォンからもっと多くの挑戦を受けることになるので、キヤノンにとって、レンズ交換式の高級モデルが今後狙うべき市場なのかも知れない。

 

テレビゲーム:任天堂の没落

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任天堂の新しいゲーム機Wii Uは前モデルほど輝きを再現することはできなかった。携帯ゲーム機3DSも携帯電話ゲームの影響をもろに受けている。

マイクロソフトのXboxを選ぶ人の人数は任天堂を超えたが、Xboxはもうただのゲーム機ではなくなっている。XboxにWindow8を採用したことで、マイクロソフトはXboxをリビンクの情報端末にしようと狙っている。

 

テレビ:スマートテレビが主流になりそう

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新興のスマートテレビ市場では、国産ブランドが絶対的なシェアを持つ。しかし、ランキングを見ると、ソニーが依然首位にいる。

2年前から、各メーカーがスマートテレビの開発に乗り出し、視聴者を再びリビングに連れ戻すことが各社共通の認識である。今年前半の販売データによれば、スマートテレビの販売台数は前年同期比130%増だった。そして、小米、楽視、聯想(レノボ)などの新規参入組もスマートテレビのシェア争いに加わった。

ソニーはライバルたちより反テンポ遅れたが、国内メーカーと違って、ソニーはハードウェアとソフトウェアの両方に強みを持っている。映画や音楽などのコンテンツを持ち、ゲーム機やブルーレイディスクなどの商品を持つソニーは、後発組でありながら、先発組を凌駕する。

 

エアコン:ダイキンの勢いが凄まじい

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今年のトップ3に既に変化が起きている。日本メーカーのダイキンがトップ3入りした。

日本家電メーカー全体は疲弊しているように見えるが、ダイキンが中国市場での勢いが止まらない。中国では、ダイキンは1.4万箇所の取扱店を有し、大多数の店舗は小規模だが、確実に中国庶民の住宅地域に勢力を広げ、いまは3級・4級都市にまでその勢力を伸ばそうとしている。

業界のリーダー格である格力(GREE)と美的(Midea)は、業界全体の需給調整という厳しい環境に直面すると同時に、競争相手が仕掛けるワナにも警戒しなければならない。

 

冷蔵庫:シーメンスの方向転換

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シーメンスとハイアールが冷蔵庫市場をリードする状態に変化はない。違うのは、今回のランキングでシーメンスがトップだった。冷蔵庫市場の高度成長は、中・高級モデルへのニーズが牽引している。

冷蔵庫市場全体を見れば、観音開きの冷蔵庫、3ドアの冷蔵庫、多機能冷蔵庫が販売台数の1/3を占め、大容量・多機能の冷蔵庫が人気を集めている。

故障に対するシーメンスの対応に不満を持った購入者が買った冷蔵庫を壊す事件がネットで話題になってから、シーメンスは従来の上目線な対応を反省し、謙虚に市場と消費者と向かい合い、商品の品質改善とサービス向上に努力した結果が当社の躍進につながった。

 

洗濯機:ハイアールがピンチ

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ハイアールとシーメンスが依然優位に経っている。しかし、両社の差がどんどん縮まっている。市場全体を見て言えるのは、撹拌式ではハイアールが依然リードしているが、ドラム式ではシーメンスに及ばない。ドラム式が市場の主流になりつつある中、ハイアールはこの現状をもっと深刻に受け止めるべきだ。

このほか、美的(Midea)傘下の“小天鵝”もキャッチアップしようとしている。まだ両巨頭との距離は大きいが、そのポテンシャルは無視できない。

また注目すべきは、大容量と高機能の洗濯機が大きな成長可能性を持っている。

 

キッチン家電:シーメンスが躍進

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キッチン家電の競争は熾烈さを増すばかり。方太(FOTILE)が引き続き市場を牽引する以外、シーメンスはそれ以上のスピードで躍進し、昨年の5位から今年は2位に入った。

キッチン家電は不動産と家具の低迷の影響を受け、成長に力強さがない。しかし、キッチン家電は新たな出口を見付けた。それはシステムキッチンでキッチン全体をデザインすること。

方太(FOTILE)は従来通り広告攻勢で消費者の認知度を上げているほか、シーメンスは消費者ニーズを掘り起こすことに精力を注いでいる。

 

電子レンジ:美的(Midea)はもっと頑張らねば

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中国の電子レンジ市場では、Galanzと美的(Midea)以外は、局面を変える新たな新参者が現れていない。注意すべきは、Galanz社の電子レンジの優位が顕著になり、美的(Midea)との差を広げている。美的(Midea)はさらなる努力が必要だ。

ただ、美的(Midea)は事業再編に着手しているようで、今後は商品の付加価値に力を入れ、ターゲットとする市場を更に細分化することで、より正確に消費者のニーズを捉え、当社ブランドの影響力を強めようとしている。

 

元記事:http://www.investide.cn/news/newsDetail.do?investNewsId=90649

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