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一人っ子政策解禁で新生児年間1万人増える?


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一人っ子夫婦同士の二人目出産が解禁になる話はずっと前から人々の関心事となっており、施行される前から社会の各方面で注目の話題となっている。市民が関心を寄せる幾つかの疑問について、担当部門責任者は逐一回答した。

 

出産施設は足りるのか?

病院はいつも満室で、もうお手上げに状態・・・上海市の各大型産婦人科病院で数年前から出産ピークが続いている。一人っ子政策の解禁に伴い、多くの市民が心配するのは、病院にかかる負担がさらに大きくなり、市内の医療施設が足りなくなるのではないか?ということ。

市の衛生計画生育委員会によると、辰年のベビーブームのあと、上海市内各病院はベッド数を相当増やしたという。そのため、現状の医療施設の容量からすると、一人っ子政策解禁後のベビーラッシュにも充分対応できる。

データによると、上海市内の既存産婦人科ベッド数は3600で、年間25万人の出産に対応できる。市衛生計画生育委員会の責任者の紹介によると、2012年通年で、上海市の出産人口は24万人前後で、その時、上海の3大産婦人科病院がベッド数を合計100ほど拡張したので、出産ラッシュにも充分対応できる。2013年、上海市の出産人口は21万人に減少したが、それから毎年1、2万人の新生児が増えるとして計算すると、産婦人科と小児科施設の処理能力に問題はない。

20世紀80年代初期、農村に散らばった上海の知識青年たちが上海に戻り、50年代生まれの彼らは一斉に結婚出産期を迎えた。その時、上海市の年間出産人口は25万人から26万人の高水準に達し、その時の産婦人科と小児科の施設は本当にギリギリの状態だった。しかし、いまでは上海市の産婦人科と小児科の設備資源は全国でもトップレベルで、一人っ子政策が解禁になっても、特に困ることにはならない。

目下、市内の産婦人科と小児科はさらに拡大を続けている。昨年、浦東花木地区にオープンした第一婦人乳児保険院東分院が500のベッド数を有し、宝山区にある国立婦人乳児病院も試験開業を始めた。このほか、郊外にも中規模の病院が3棟ほど新設され、そのうち10%のベッド数は産婦人科と小児科に当てられる。

 

教育施設は足りるのか?

市教育委員会の責任者によると、2007年より上海市は出産のピークを迎え、2009年から3年連続定住人口の出産数は18万を突破した。この状況を受けて、市内定住人口を基準に教育施設の計画と建設は常に主管部門のこの数年来一番重要な課題であった。一人っ子政策解禁後、この取り組みに変わりはなく、学校や教育人材資源はこれから来るベビーラッシュに伴う入園、入学の児童数増に対応できるよう準備を進めている。

近年市教育委員会が発表したデータによると、上海の幼稚園はここ数年連続で入園ピークを迎えている。2007年より、上海市定住人口の出産数はずっと16万以上をキープしており、2011年は18万人に達した。

2012年秋の始業式時期に、市教育委員会が統計したデータによると、上海の幼稚園入園児童数は16.9万人に達し、2011年と比べて1.2万人増えた。幼稚園の在籍児童数も増えており、2005年の28.7万人から2012年に50万人近くまでに増加した。

また、市人口計画生育委員会の予測では、上海のこのベビーブームは2015年まで続くと見られ、これまでの定住人口の出産数推移から推測すると、今後数年の上海市定住人口の出産数はずっと18万以上を維持すると見られる。第12期5カ年計画(2011年-2015年)の期末には、3年間の入園適齢期の児童総数は54万人前後に達する。

近年、上海市は毎年50箇所の公立幼稚園を新設し、民営幼稚園も40箇所前後増えた。直近の3年間で合計300箇所あまりの幼稚園、小中学校を新設し、入園難、入学難の問題を緩和した。“上海市町村基礎教育建設計画(第12期5カ年計画)”によると、上海市は新たに建設する施設や学校の総数は860箇所に達し、建築面積は961万平米に上る。幼稚園ひとクラス30人、小学校ひとクラス40人、中学校ひとクラス45人で計算すると、2015年末までに、上海市幼稚園の収容能力は53.8万人になり、充分増加する入園適齢期の子供を受け入れることができる。

このほか、幼稚園先生不足問題も、上海市は積極的に解決策を摸索している。2005年から2012年まで、上海市の就学前教育の教師人口は1.7万人から2.9万人に増加した。華東師範大学と上海師範大学が設立した就学前教育の専門学科以外にも、市は専門学校に就学前教育の専門コースを設けたり、師範学校の小学校教育課程に就学前教育のカリキュラムを増やしたりして、人材の確保に努めている。

 

政策が正式に施行する前の妊娠は違反になる?

上海では正式の解禁はもう少し先になりそうだが、いま妊娠が分かった場合、どうすればいい?

これについて、市計画生育部門の関係者は、この状況で二人目を出産した場合は違法に当たるかどうかについては、赤ちゃんの出産日時で判断されるとコメントした。

ある専門家は、地域の施行細則が明確に公表されるまでは、できれば妊娠しないほうがいいとアドバイスする。現状では、政策の施行日が公表されるまでは、政策はまだ効力を持たないことを意味する。いまの時期に妊娠すると、現行の政策に照らし合わせると、違法と言わざるを得ない。

 

二人目を産んだあと、一人っ子手当は返却するの?

いま、上海市の“一人っ子父母証明書”を持つ上海市戸籍の市民は、その子供が満16歳になるまで、毎月30元の奨励金を受け取ることができる。では、解禁後二人目を産んだ場合、もらった奨励金を返却しなければならない?

これについて、市衛生計画生育委員会の責任者は、返却する必要はないことを明らかにした。

解禁後、出産の条件に合致する夫婦は、戸籍、身分証、結婚証明書と一人っ子父母証明書などの資料を持参し、市町村の担当窓口で2人目の出産を申請することができる。

2人目の出産を申請した夫婦は、一人っ子父母証明書を返還し、認可が下りた月から一人っ子奨励金の受領がストップするが、これまで受領した奨励金を返還する必要はない。

 

元記事:http://sh.qq.com/a/20140224/010632.htm

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