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ある地方公務員の生活


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公務員が食堂ランチを公表して大反響

2月25日、ネットで“ある地方公務員”と名乗るネットユーザーが掲示板に、“おれら政府機関食堂のランチを公開する。公務員の待遇がどんなにいいか見てくれ!”との投稿があった。

彼によると、彼の部署のランチ基準は8元(130円)で、それに手当4元(66円)が付くので、個人負担は4元。メニューはタマネギの玉子炒め、キクラゲ豚肉炒め、カリフラワー肉炒め、レンギョの辛煮、アヒルの炒め物などなど。“内容は客観的で真実であり、他意はない。ただ、地方公務員のリアルな生活を公表し、皆さんにもっと公務員のことを理解して欲しい。”と彼は投稿で強調した。

投稿はネットで反響を呼び、いろいろなコメントが寄せられた。あるネットユーザーはランチの豪華さに驚き、“野菜あり肉ありで、手当ももらえるのだから、悪くないじゃない?我々作業員よりいい生活をしている”、“まあまあじゃない?4元でこんないい物が食べれて、一種の福利厚生と言ってもいいんじゃない?”。

また、ランチの質が低過ぎると感じるひともいる。“品数が少ない。8元ならもっといい物が出せる”、“質素なランチは見た目も良くないし、公務員が食べる物ではない”。

投稿を疑う者もいる。“うちの田舎の公務員のほうがまだマシだよ。これ、ヤラセじゃない?”、“これは公務員のランチではなく、作業員用食堂のランチなら分かるけど”。

 

父親:あなたが公務員になるまで死ねない

2月26日午前、記者は投稿者との連絡が取れた。彼は匿名を希望し、ただ自分は永州市の一般公務員とだけ自己紹介した。また、みんなに公務員の本当の姿を理解してもらうため、部署の食堂のランチをネットに投稿したと動機を述べた。

“外部は公務員に対して大きな誤解をしてる。我々が毎日飲み食いばかりしていると思われてるが、実際はそうではない。我々の生活はほかの人たちとそんなに変わらない。うちの食堂は昼に約200人が利用し、夜は10数人程度が利用する。食事手当は4元で、食べる時にだけ支給し、食べなければ手当は支給されない。”

自分はなぜ公務員になろうとしたのか、との質問に対して彼はその経緯を説明してくれた。既に中年に差し掛かる彼は、かつて広東に出稼ぎで働いていた。月収は5,000元(8万円)から10,000元(16万円)の間だったが、公務員になってから月の給料は1,975元(3万2000)で控除分を差し引くと、手取りは1,700元(2万8000円)程度。

“私は親の願望を叶うために公務員になった。農村の伝統には国の給料をもらう役人になりたいという古い考え方が根強く残っており、両親もちゃんとした組織に就職できないと、学校を行かせた意味がないと言う。父に至っては、もし私が公務員になれなければ、死んでも死にきれない、とまで言っている”。

彼の家庭は4人兄弟で、彼だけが大学まで進学した。両親も彼の勉強のためにかなり苦労したので、公務員になって、初めて苦労が報われると彼の父親は納得する。

 

娘を公務員にしたくない

投稿者の話によると、公務員になって出勤して1ヶ月、5キロ近く痩せたという。ひとつは収入が激減したことへの不安が原因で、もうひとつはまだ出稼ぎ中の奥さんが戻って来たらどうしょうという心理的負担が重くのしかかる。

“数年前に貯金をはたいてマイホームを買った。20年ローンで毎月の返済額は2000元(3万2000円)あまり。いまの給料では私と娘の生活費に当てるのが精一杯で、ローン返済はすべて奥さんの稼ぎに頼っている。昔は買い物に行く時、気に入った物があれば、あまり考えずに買っていたが、公務員になってから生活スタイルが大きく変わった。娘が欲しい物はできるだけ買ってあげるが、自分の物は我慢するしかない”。

彼に娘を公務員にしたいかと尋ねたところ、彼はこう答えた。“娘には物質的に貧しい生活を送って欲しくないし、仕事でバリバリのやり手になって欲しくもない。そんな生き方すごく大変だから。まあ、なりゆきに任せて、彼女が自由に、あまり制約を受けないような生き方をして欲しい”。

最後に彼は、公務員になったからには、“郷に入れば郷に従う”の精神で仕事に臨み、優秀な公務員になれるように真面目に頑張ると付け加えた。

 

元記事:http://news.qq.com/a/20140227/018434.htm

 

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