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中国の不都合な現実


 

中国はここ数十年間で目覚ましい発展を遂げたが、その発展は実はチープな基礎の上に建てられている。少しの投資で最大の成果を得るために、粗雑なやり方が横行する。しかし、そのようなやり方で成した発展は中国社会全体を“粗雑”にし、人心をも“粗雑”にしてしまう。

中国にある8つの悲しむべき現実を見よう!これが中国社会が抱える時限爆弾だ。

1

軽んじられる労働力

いま、中国での生活が益々便利になっているが、それは廉価な人件費と切り離せない。例えば、床屋、飲食店、宅配、タクシー、さらに淘宝網(中国最大ECサイト)にある廉価な商品。中国の廉価な労働力は中国のために巨額の外貨を稼いだ。

しかし、これに対して中国の一般庶民は納得が行かない。なぜなら、それは汗水流して働くことに価値がないことを意味するから。

 

2

軽んじられる知識

多くの人は本の値段が高いと嘆く。しかし、海外や香港・マカオと比べると、中国大陸の本は信じられないほど安い。これはある意味、中国で知識があまりにも軽んじられていることを反映している。

同じように、知識を伝える教師の給与もずっと低いままで、最近になってようやく改善の兆しが見えた。

本が高いと売れない、これはいい事なのか?本を愛する人々にとって、それはいい事だ。しかし、それが国家にとって一体何を意味するのだろうか?

 

3

チープな優越感

欧米先進国のブルーカラーと違って、中国のブルーカラーは給料だけでは、まともな生活はできない。しかし、中国には巨万の富を手に入れる機会があまりにも多い。不均衡で不公正な富の配分は貧富の差をますます大きくしている。

人口構成がオリーブ型の先進国と違い、貧富の差が大きい中国では、ちょっとしたことで人々が優越感に浸ることができる。例えば、全身をブランド物で固めるとか、海外留学の経験があるとか、グリーンカードを持っているとか。

お金持ちにとって、優越感は簡単に手に入るが、それでも非常に価値あるものである。例えば、外国のパスポートを持っているだけで、警察の対応はかなり柔らかくなる。

 

4

軽んじられる学歴

1999年以来、大学は新入学生の入学枠を拡大し続けている。もはや大学は英才教育の場ではなく、学歴もあっという間に値崩れ。看板が落ちて何人かの学部生に当たるの時代は終わり、いまは看板が落ちると数十人の研究生に当たる時代。

学歴があまり評価されず、経歴に書く内容がないのが、多くの就職活動中の新卒者が持つ悩みのタネだ。それが新卒者がまともな初任給をもらえない一因ともなっている。

 

5

軽んじられる性

ここで言ってるのは風俗産業。当然、この業界の料金はさまざまだが、中国の東莞がこの業界の相場をかなり引き下げている。東莞にある多くの星付きホテルで風俗サービスが提供されており、それはもはや公然の秘密である。

しかし、星付きレベルのサービスに星付きの料金を払う必要はない。そこでは、豊富な“人的資源”が“サービス”の価値を押し下げ、普通の給料をもらうサラリーマンでも利用することができる。

こんな多くの人が安い値段で自分の身体を売ろうとする事実は、中国の何を表しているのだろうか。

 

6

軽んじられる命

労働力や身体が軽んじられるのは言うまでもないが、人の命でさえ軽んじられている。“轢いてケガさせるより、一層轢き殺したほうがいい”。これは中国ではある程度暗黙の常識になりつつある。

轢き殺した場合、賠償金は50万元(800万円)程度。しかし、ケガさせると、治療費などで百万元を超える負債を抱えることになる。

そのため、人を轢いたあと、わざと轢き殺した事件も起きるほどである。

 

7

軽んじられる創作

中国で新しいものを創作することに価値はない。多くの創作の成果は、ニセモノやコピー商品に侵される。著作権に対する意識が低いため、多くの盗作が堂々と作られている。

 

8

チープな信仰

中国では、信仰行為はとてもお金がかかることで、例えば1本数十万元(数百万円)の線香、これを買う人は一体どんな信仰心からそんな高いお金を払っているのか知る由もない。

しかし、別の視点から見れば、信仰は全く価値のないものである。宗教は言うまでもなく、一般的な道徳や価値観でさえも、利益への追求心の前で霞んでしまう。

それだから、中国では“毒粉ミルク”や“ケガさせるより轢き殺してしまえ”のような事件が起きるのだ。

 

元記事:http://money.hexun.com/2014-03-07/162805547.html

 

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