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超豪華な地下駐車場


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最近、“北京で一番セレブな地下駐車場”というタイトルの投稿がネットで話題を呼んでいる。投稿によると、この地下駐車場はほとんどが高級車で、2台のパガーニ「ゾンダ」は全世界でも5台しかなく、1台あたり6000万元(10億円)もする。周りにあるロールスロイス、ベントレー、フェラーリなどは普通に見える。ベンツ、ポルシェ、BMWなどに至っては軽自動車みたいに見劣りする。そこを取材した記者も、駐車場の中はモーターショーよりも豪華だったと驚嘆した。

 

至る所に超高級車

午前9時、記者はその駐車場を訪ねた。駐車場はとても広く、エリアごとに定期利用と一時利用に分かれている。定期利用は高級マンションであるビルに住む住民や関係者が車を止めるところもで、そこには管理人が常駐している。

記者は車で駐車場内を数回曲がり、さらに地下階にある一時利用エリアの立体駐車場に車を止めた。駐車場に入ってまず感じたのは、管理人が異常に多いこと。交差点ごとに男性の管理人が立っており、中には若い女性もおり、客室乗務員のような制服を着て、髪を上にまとめて帽子を被っている。

一時利用エリアでは、よく目にする大衆車が大半で、わずかにベンツとBMWがある程度。しかし、管理人室まで歩き、そこにある遮断機を超えると、向こう側は定期利用のエリアだ。探すまでもなく、前後左右に見たこともない超高級車が止まっており、殆どが数百万元から数千万元クラスの車だ。

いきなり、シルバーのフェラーリ458、そしてベントレー数台、ランボルギーニ数台が目に飛び込んだ。さらにマセラティ「クアトロポルテ」、マイバッハ57、2台のロールスロイス「ファントム」、ロールスロイス「ゴースト」、特注の高級ベンツや高級BMW・・・わずか20分で、目にした数百万元から数千万元もする超高級車は20台もあった。

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ヒョウ柄の内装で自己主張

また、専用カバーで覆われている高級車もあり、恐らく長い間走ることもなく、ずっとその場所で静かに眠っていたであろう。記者がきょろきょろと高級車を見て回っていると、若くて美しい女性スタッフが記者のほうへ近寄り、礼儀正しくここに長時間滞在することと、カメラによる撮影が禁止されていることを告げた。

わざわざここに高級車を見に来たことがあるマニアは記者にこう解説してくれた。“ここには限定車や特注車もたくさんある。パッと見は大したことないが、車内をよく見ると、特注のヒョウ柄の内装だったり、独特な操作パネルだったりして、オーナーの個性と経済力をこれでもかと見せつける。一般的に、こういう高級車に乗る人は、エリートビジネスマン、車好きの富豪とお金持ちの子息が多い。彼らの中には若い人も多く、年寄りばかりではない。私の知る限りでは、女性も相当いる。限定車を買う人は、自分が運転する以外に、コレクションで買う人もいる。”

 

高級車販売に逆風

北京でこんな“民間モーターショー”が見られるのは、それほど驚くことではない。Forbus誌の最近の記事では、今後7年以内に中国の超高級車台数がアメリカを超え、世界一の超高級車市場になると予測している。しかし、長年ずっと追い風だった中国の高級車市場は、昨年より逆風が吹き始めた。

“超高級車市場が突然国内で減速し始めた原因はたくさんある。例えば、マクロ経済の不況。ただ、最も大きい原因は昨年政府が打ち出した一連の腐敗防止政策にある。アジア市場では、売上の下降に伴い、高級車の割引販売は目立ち始め、3月には59%以上の高級車に割引価格が設定された”。ある乗用車取引市場の副総経理がこう分析した。

このほか、海外の超高級車メーカーは自社のブランドイメージを非常に重視するため、お金があるだけでなく、購入者にいろいろな条件を設けており、特に中国ではその条件が更に厳しくなっている。

“一部の車はお金があれば買えるものではなく、買うにはブランドの歴史を勉強しなければならない。場合によっては、品格のある現オーナーの紹介がないと買えないケースもある”。取引市場の副総経理は、いまの中国超高級車市場は異常とも言える状況で、自己顕示ばかりを追い求め、大事な車に対する理解が疎かになっていると嘆く。

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元記事:http://news.xinhuanet.com/photo/2014-03/21/c_126297463.htm

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