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エリート大学生の就職事情


 

175校の教育部直属大学は各大学の公式サイトで2013年卒業生就職結果報告を公表した。

中国で最も有名な大学として清華大学と北京大学は多くの学生たちの憧れである。では、大学教育の洗礼を受けたあと、人々の憧れだった清華大学と北京大学の卒業生たちは一体どこに進んだのだろう?

 

全体の就職状況

2013年清華大学卒業生は合計6644人、全体の就職率は98.5%だった。その中、学部卒業生の就職率は98.1%、修士課程卒業生は98.7%、博士課程卒業生99.1%。

一方、北京大学卒業生(医学部含む)は合計9071人、全体の就職率は97.44%だった。その中、学部卒業生の就職率は97.37%、修士課程卒業生は97.88%、博士課程卒業生は96.49%。

両校の就職率の計算方法はほぼ同じで、進学及び就職する卒業生が卒業生全体に占める割合が用いられる。その中、進学には国内進学と海外留学が含まれ、就職には大学・卒業生・企業による3社協議による採用、卒業生が直接企業と雇用契約を結ぶ、独立起業及びフリーランスが含まれる。

2013年は“史上最難の就職年”と言われ、“2013年中国大学生就職報告”によると、2012年10月から2013年4月までの間、調査に協力した2013年度修士課程卒業生の内定率は26%、学部卒業生の内定率は35%で、それぞれ2012年度より10ポイント以上下がった。清華大学と北京大学はそんな厳しい状況の中でも高い就職率を維持し、名門学校の地位が揺るがないことを世に示した。

 

学部卒業生の就職状況

2013年、清華大学学部卒業生の国内進学率は54.4%、海外留学は27.3%で、合計81.7%だった。一方、北京大学学部卒業生の国内進学率は40.1%、海外留学は28.9%で、合計69.0%だった。このデータから、両校とも過半数以上の卒業生は就職ではなく進学を選んでおり、特に理工系の卒業生にその傾向が強く見られる。

この高い進学率は決して意外ではない。主観的に考えれば、自身の競争力を高めるにしても、過酷な就職活動を避ける意味でも、進学は最も妥当な選択であると言える。客観的に見れば、医学部などの学科は研究を深めたい要望が確かに高いことと、清華大学と北京大学の卒業証書は国内進学や海外留学を容易にしているという側面もある。

学部卒業生と比べて、既に高学歴を手に入れた修士課程卒業生と博士課程卒業生は就職を選ぶ人が多く、それぞれの就職率はみな8割前後だった。

 

どこに就職した?

多くの人の目には、清華大学と北京大学に入学したことは、就職が保証されたようなものである。大企業、安定、高収入、高い地位、これらはすべて夢ではなくなる。では、実際、2013年の清華大学と北京大学卒業生はどんな企業に入社したのか?

データによると、清華大学が第三者としてサインした採用契約の相手は法人企業がメインで、その割合は62.7%に達し、その中、国有企業は43.8%を占め、民間企業と外資企業の合計よりも高い。

就職先として、電力会社80人、宇宙開発機関46人、中国建築本社41人が就職先トップ3である。さらに詳しく見ると、清華大学の就職先トップ20はすべて大規模国有企業だった。国有企業に継ぐ就職先として、大学や科学技術研究機関が24.5%で続いた。

それと比べて、北京大学はちょっと事情が異なる。就職先のトップは高等教育機関とその他の事業企業で、それぞれ38.61%と31.76%で、最低は外資系企業と民営企業で、それぞれ2.12%と2.78%だった。

 

就職先の都市

道を挟んだ真向かい同士の清華大学と北京大学は北京市海淀区にある。数年間首都での勉強に慣れた清華大学の学生たちは、卒業後も北京に留まる学生が多く、北京大学の卒業生も北京に就職する割合は65.63%に達する。

就職先の都市を見ると、北京以外は広東と上海の割合が高い。清華大学の広東就職率は9.8%、上海は6.9%に達し、北京大学はこの両都市への就職率はそれぞれ3.84%と2.29%だった。

 

留学状況

“国際人材青書:中国留学発展報告”によると、2008年以降、中国の海外留学生数は年平均成長率20%を維持し続けている。2011年には史上最大規模の33.97万人に達した。

2013年の北京大学、清華大学の就業状況報告を見ると、海外留学を選ぶ卒業生は、ハーバード大学、MIT、スタンフォード大学などのアメリカの大学を好む傾向にある。

2013年の清華大学卒業生の海外留学率は17.5%で、留学先のトップはアメリカの71.8%で、それに続くのはイギリス、香港、ドイツ、日本、カナダ。

北京大学の状況も清華大学と近似しており、3119名の学部卒業生の中で901名が海外留学を選び、修士卒業生4242名中280名、博士卒業生1710名中131名が留学を選んだ。

清華大学就職指導センター主任の熊義志氏によると、清華大学卒業生の留学比率が年々下降しており、その中で研究生の下降が特に顕著で、2007年の15.2%をピークに2013年は8.35%まで下がった。

 

元記事:http://xw.feedss.com/show/index?newsid=10500

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