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上海の海外留学生、4年で3割り増


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▲写真はデパートの前で踊る上海ニューヨーク大学の留学生たち

 

“留学熱”が依然冷めやらぬ中、中国へ留学する海外学生も徐々に増えている。近年、留学のインバウンドとアウトバンドのギャップは縮まりつつある。上海市教育委員会のデータによると、2013年末に、上海で勉強する海外留学生は53,800人に達し、2010年と比べて約3割り増になる。

オーストラリア国立大学副学長のIan Young氏は先日の談話で、“近年、中国の教育水準は大きな進歩を遂げ、徐々に成熟期に入りつつある。特に基礎教育は、オーストラリアだけでなく、世界で多くの国が認めるようになった”。

“将来、オーストラリアと中国は多くの分野で協力することになる。例えば教育分野、我々は引き続き「新コロンブス計画」を推進して行く”。オーストラリア総理トニー・アボットが上海を訪問した際にこう述べた。「新コロンブス計画」とは、オーストラリア政府が国内学生の海外留学を支援するプロジェクト。
美澳推出留学亚洲计划
オーストラリア政府はすでに300名以上の国内学生にアジア留学の助成金を支給した。オーストラリア政府はこの5年に渡る計画に1億オーストラリアドル(95億円)を拠出する予定で、当該計画は今年から試験的に施行され、2015年より本格的に始まる。

実際、オーストラリアだけでなく、アメリカも学生たちの中国留学を奨励したことがある。“10万人計画”、予定では今年で終わりを迎える。“10万人計画”とは、10万人の学生を中国留学に送り込む計画で、アメリカのオバマ大統領が2009年中国を訪問する際に提案し、2010年よりスタートした。この計画によれば、アメリカは4年間に10万人のアメリカ学生を中国留学に送る。

アメリカ駐中国大使館の上級教育担当者の紹介によると、いま中米間の交流が盛んになり、アメリカは中国と交渉できる人材へのニーズが高まったことが、この“10万人計画”の本当の狙いだと述べた。

アメリカ国際教育研究所が昨年発表したレポートによると、2011年に2.6万人のアメリカ学生が勉強のために中国を訪れ、この傾向が続けば、“10万人計画”は2014年内に達成される。
オーストラリア有名大学が中国の教育を評価

実際、中国留学は多くの海外学生の最初の選択肢になっており、上海市は世界の若者が留学で集まる人気の街となった。上海市教育委員会が公表したデータによると、2013年末まで、上海で勉強する海外留学生は53,800人に達し、世界186ヵ国から来ている。その中、70%以上が長期留学生で、2010年に比べて、留学生数は30%増えた。

 

留学受入のポイントは基礎教育の品質

基礎教育のレベルは悪くない・・・これは記者が複数名のオーストラリアの中国留学担当事務官と大学学長などへのインタビューで聞かれた感想。“我が校の学部で勉強する中国人留学生のレベルは非常に高いと感じた”とIan Young氏は述べた。

“オーストラリアの多くの大学は中国の大学入試成績を認め、それを学生の学力を評価する基準にしている。これは中国の基礎教育、特に中学・高校での教育を評価していると私は考える”。オーストラリア駐上海総領事館の女性教育担当領事がこう述べた。

彼女によると、オーストラリア政府は中国の教育制度に対する理解を重視しており、“2008年より、オーストラリア政府はずっと中国の大学試験を研究しており、大学入試の詳細について専門の権威による分析を行った”と述べた。

中国の基礎教育に対するオーストラリア政府の評価は、多くのオーストラリア有名大学に中国の試験制度を認めさせる方向に働いた。いま、すでにシドニー大学、モナシュ大学などの有名校が中国大学入試の成績を認めている。このほか、フランス、イタリア、スペインなどの国でも、留学を申請する中国人留学生に中国大学入試成績の提出を求めている。

 

元記事:http://www.dfdaily.com/html/3/2014/4/12/1140757.shtml

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