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京東IPO価格が確定、想定企業価値は222億ドル


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昨日、京東はアメリカ証券取引委員会(SEC)に上場申請書を提出し、1株あたりの予測売出価格を16ドルから18ドルと発表した。これを元に計算すると、今回のIPOで京東は最高で16.9億ドル(1690億円)の資金を調達することができる。総発行株数で計算すると、京東の市場価格は222億ドル(2兆2200億円)に達する。ちなみに、過去6年間に京東が受けた融資の合計が22.3億ドル(2230億円)だった。

今年1月30日、京東はSECに上場申請書を提出し、アメリカでの上場手続きに入った。京東はナスダックに上場する予定で、取引コードは“JD”となる。その後、京東は上場申請書を更新し、当社の株主構成と最近数年の営業利益などの情報を公開した。

京東は2013年の総営業利益は693億元(1兆1300億円)で、2012年の414億元(6700億円)と2011年の211億元(3400億円)を上回った。なお、京東商城(京東が運営するECサイト)の2013年経常赤字が5.79億元(95億円)で、2012年経常赤字が19.51億元(310億円)、2011年は14.04億元(230億円)だった。なお、海外メディアの報道では、京東はアメリカ時間5月22日ナスダックに正式に上場すると報じられているが、これに対して京東から正式なコメントはなかった。

面白いのは、丁度先週、アリババもSECに上場申請書を提出している。外部関係者の予測では、アリババはこの上場で160億ドル(1兆6000億円)〜200億ドル(2兆円)の資金を調達できる。アリババの企業価値は1500億ドル(15兆円)になると見られる。

中国最大のB2Cサイト運営会社でありながら、アリババと比べると企業価値が低いのは、家電製品やIT関連製品など利益率が低い商品が京東B2C事業の6割を占めることに起因すると業界関係者は分析する。しかし、アリババ傘下の淘宝にはニセモノ商品の問題があるが、京東はまさにすべてが純正品を扱うところに優位性があり、まだ物流にも強みを持っていると前出の関係者は指摘する。

 

元記事:http://news.cnfol.com/it/20140512/17827618.shtml

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