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なぜ、ITベンチャーは上海より北京なのか?


 

いま、ITベンチャーは一番ホットな話題である。しかし、ITベンチャーは上海と北京のどっちを選ぶのだろうか?潘石屹(IT企業SOHOのCEO)に言わせると、上海にはITの“i”の字もないという。

北京市の中関村に行けば、そこにいる人たちはひと目でITベンチャーの人だと分かる。かつて俞正声(元上海市書記)も上海市書記在任中に“なぜ上海は馬雲(アリババCEO)を留めることができなかったのか?”と発言したことがある。

では、なぜ上海のIT企業は北京に敵わないのか?

1 上海はこだわりが多く、面子を気にする、品格やオシャレなどにうるさい、基本的に創業精神に欠ける。北京の中関村にいるやつらは、何日も頭を洗わないし、いつも同じ格好をしている。時間があれば、ネットのことばかりを考えている。

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2 北京にはネット関連の集まりが多く、気が付けばどこかのカフェでオフ会に集まる団体があり、全員がネットの将来について熱く語っている。一番重要なのは、そんな集会を呼び掛ける創業アドバイザーがいるということ。それに比べて上海のカフェでは、コジャレた格好をしたやつらがカプチーノを飲みながら、午後のティータイムを楽しんでいる。

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3 北京にはITベンチャーの見本がたくさんあり、上海にそれがない。IT企業のトップ10に6社(百度、優酷土豆、SOKU、360、新浪、捜房網)が北京にある。トップ10の中で上海の会社はわずか1社(携程)だけである。

▼中国企業価値が最も高いIT企業トップ10の本部所在地

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4 北京にはITベンチャーの創業人材が多い。グーグル中国、マイクロソフト中国、新浪、SOKUなどの会社から適当に中間管理職を何人か引っ張り出しても、全員新会社を創業できるほどのスキルを持っている。上海のIT企業は、また創業者を育成するほどまでに至っていない。

 

5 北京では中関村の男と聞けば、周りは羨望の眼差しであなたを見る。あなたを志の高い人と思い、もしかしたらお金持ちかも知れないと思う。上海では、あなたが上海のIT特区に勤めていると聞くと、間違いなくあなたをオタクを見るような目で見る。

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6 北京で一番目立つ建物、一番豪華なオフィスはだいたいIT企業である。上海では、ランドマークになるようなIT企業はあるのか?IT企業を探すにも苦労するほど、その差は一目瞭然だ。

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7 上海の有名大学の卒業生は、卒業したら全員金融機関に行く。北京では、各方面で先端技術を研究する優秀な人材はみんなIT企業に就職するか、ITベンチャーを創業する。

 

8 北京の中関村には民営IT企業がたくさん集まっており、彼らは勤勉で、アグレッシブで、明るい。上海のIT特区に行ってごらん、みんな国営企業や大企業ばかり。情熱的な若者もそこに行けば、創業の夢を引っ込めて逃げ出すだろう。

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9 中央政治局(中国政府の中枢機関)も中関村に勉強しに行く。柳伝志(レノボ会長)、李彦宏(百度CEO)、雷軍(小米CEO)などが直接政治家に解説する。国務院メディア事務所も、周鴻緯(元ヤフー中国代表)、雷軍、古永锵(元SOKU CEO)などを月着陸宇宙船の見学に招いたほど関係は親密だ。上海は政策に対する感受性が少し弱い気がする。

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9+1 上海に比べると北京にはより多くのインキュベーション施設を有しており、資本から創業支援まで、北京には整備されたインフラが充実している。

 

元記事:http://news.pedaily.cn/201405/20140508365127.shtml

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